基本情報技術者試験「文字列処理」の問題
次の擬似言語は、文字型の配列 s を連長圧縮し、連続する同じ文字を「文字+連続数」の 2 文字で表したときの圧縮後の総文字数を返す手続である。例えば 'aa' は "a2" の 2 文字になる。s = {'a','a','a','b','b','c'}(要素数 6、添字は 1 から)を与えて実行したとき、戻り値はどれか。
○整数型: rleLength(文字型の配列: s)
整数型: runs ← 0
整数型: i ← 1
while (i <= sの要素数)
文字型: c ← s[i]
while (i <= sの要素数 and s[i] が c と等しい)
i ← i + 1
endwhile
runs ← runs + 1
endwhile
return runs × 2ア12
イ4 文字
ウ圧縮不可
エ6 文字
正解
エ.6 文字
内側 while で同じ文字の連続を読み飛ばし、ラン 1 つにつき runs を 1 増やす。ランは 'aaa','bb','c' の 3 個で、各ランが 2 文字なので 3×2=6 となるため エが正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ×元の文字数 6 を 2 倍した 12 とした、ラン数ではなく全文字数に ×2 を適用した誤りである。
イ ×ラン数 3 をそのまま、または ×2 を忘れて近い値とした、圧縮後の表現長を取り違えた誤りである。
ウ ×圧縮できないと判断した誤りだが、本手続は必ずラン数×2 を返し、戻り値は数値である。
エ ○内側 while で同じ文字の連続を読み飛ばし、ラン 1 つにつき runs を 1 増やす。ランは 'aaa','bb','c' の 3 個で、各ランが 2 文字なので 3×2=6 となるため エが正しい。
✎くわしく
連長圧縮ではランの個数が圧縮後の単位数を決める。内側 while で同一文字を消費し外側でランを 1 つ数える二重ループ構造を正確に追うことが要点である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
まず連続塊に区切り(aaa | bb | c)、塊の数を数えてから 1 塊あたりの文字数を掛ける。
覚え方
『塊の数 × 2』=文字と個数のペア、と覚える。
よくある誤り
ラン数と元文字数を混同したり、各ランが 2 文字になる係数 2 を忘れたりするミスがある。
アルゴリズムとプログラミングの他の問題
次の擬似言語で表される手続 sumOdd を、引数として要素数 5 の整数型の配列 {12, 125, 1008,…次の擬似言語は、整数型の配列 arr に対して隣接交換を行う手続の一部であり、外側ループの 1 回目(1…次の擬似言語は昇順に整列された配列 arr に対する二分探索の手続である。arr = {2, 4, 6, 8, 10,…次の擬似言語で表される再帰手続 f を、引数 n = 20 で呼び出したとき、戻り値として返される値はどれか。
```…単方向連結リストの各ノードはメンバ val(整数)と next(次ノードへの参照。なければ NULL)をもつ。先頭ノード…スタックに対する push(積む)と…
この問題を、AIの8-ways解説つきで。
無料ではじめる →基本情報技術者試験の演習を、一問ごとに「なぜ」まで。まずは無料で。
ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-b-algo-0032