アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験文字列処理」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
次の擬似言語は、文字型の配列 s の中に長さ 2 の部分文字列「a の次に b」が現れる回数を数える手続である。位置を 1 つずつずらして調べ、重なりも許す。s = {'a','b','a','b','a','b'}(要素数 6、添字は 1 から)を与えて実行したとき、戻り値はどれか。
○整数型: countAB(文字型の配列: s)
  整数型: cnt ← 0
  整数型: i
  for (i を 1 から sの要素数 - 1 まで 1 ずつ増やす)
    if (s[i] が 'a' と等しい and s[i + 1] が 'b' と等しい)
      cnt ← cnt + 1
    endif
  endfor
  return cnt
60
2 回ほど
3 回
5 回
正解
3 回

i を 1 から 5(要素数−1)まで動かし s[i]='a' かつ s[i+1]='b' を判定する。成立するのは i=1,3,5 の 3 か所であり cnt=3 となるため ウが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×全要素数や走査回数を取り違え 60 のような大きな桁にした、回数の桁を膨らませた誤りである。
イ ×成立位置を 2 か所と数え違えた、ループ上限を要素数−1 より小さく取り終端を取りこぼした誤りである。
ウ ○i を 1 から 5(要素数−1)まで動かし s[i]='a' かつ s[i+1]='b' を判定する。成立するのは i=1,3,5 の 3 か所であり cnt=3 となるため ウが正しい。
エ ×隣接ペアの総数 5(i=1〜5)をすべて一致とみなした、条件判定を行わなかった誤りである。

くわしく

長さ 2 の部分文字列を走査する際は、s[i+1] を参照するため上限を要素数−1 にする必要がある。上限を 1 多く取ると配列外参照、少なく取ると終端取りこぼしになる。

本番での押さえどころ

試験のコツ

s[i+1] を見る処理では上限が『要素数−1』であることを最初に確認する。

覚え方

『次を見るなら 1 つ手前で止まる』=上限は要素数−1、と覚える。

よくある誤り

ループ上限を要素数までとして配列外参照したり、要素数−2 として最後のペアを落としたりするミスがある。

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