アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験文字列処理」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
次の擬似言語は、文字型の配列 s を走査して文字 'a' を 'o' に置き換え、置き換えた回数を返す手続である。s = {'b','a','n','a','n','a'}(要素数 6、添字は 1 から)を与えて実行したとき、戻り値はどれか。
○整数型: replaceA(文字型の配列: s)
  整数型: cnt ← 0
  整数型: i
  for (i を 1 から sの要素数 まで 1 ずつ増やす)
    if (s[i] が 'a' と等しい)
      s[i] ← 'o'
      cnt ← cnt + 1
    endif
  endfor
  return cnt
60
3 回
2 回ほど
30 回
正解
3 回

s を 1 文字ずつ走査し s[i]='a' のたびに置換して cnt を増やす。'a' は添字 2,4,6 の 3 か所であり cnt=3 となるため イが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×全要素数や置換結果を取り違え 60 のような大きな桁にした、回数の桁を膨らませた誤りである。
イ ○s を 1 文字ずつ走査し s[i]='a' のたびに置換して cnt を増やす。'a' は添字 2,4,6 の 3 か所であり cnt=3 となるため イが正しい。
ウ ×'a' を 2 か所と数え違えた、走査範囲を最後まで回さず途中で打ち切った誤りである。
エ ×置換回数 3 の桁を取り違え 10 倍した 30 回とする桁の誤りである。

くわしく

置換とカウントを同時に行う処理では、条件に合致した要素だけがカウンタを更新する。配列の全長と一致回数を区別することが重要である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

条件に合致する添字を先に丸で囲み、その個数を数えてからコードのカウント結果と照合する。

覚え方

『置換した数だけ数える』=条件成立回数がカウンタ、と覚える。

よくある誤り

全要素数をそのまま回数と答えたり、置換結果('o' の数)と元の 'a' の数を混同したりするミスがある。

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