基本情報技術者試験「文字列処理」の問題
次の擬似言語は、文字型の配列 s が回文(前から読んでも後ろから読んでも同じ)かどうかを調べ、回文なら "true"、そうでなければ "false" を返す手続である。s = {'l','e','v','e','l'}(要素数 5、添字は 1 から)を与えて実行したとき、戻り値はどれか。
○文字列型: isPalin(文字型の配列: s)
整数型: l ← 1
整数型: r ← sの要素数
while (l < r)
if (s[l] が s[r] と等しくない)
return "false"
endif
l ← l + 1
r ← r - 1
endwhile
return "true"ア"true"
イ入力に依存
ウ"no"
エ"false"
正解
ア."true"
l=1,r=5 から内側へ進め (l,r)=(1,5),(2,4) を比較すると s[1]='l'=s[5]、s[2]='e'=s[4] でいずれも一致する。l=r=3 で while を抜け "true" を返すため アが正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ○l=1,r=5 から内側へ進め (l,r)=(1,5),(2,4) を比較すると s[1]='l'=s[5]、s[2]='e'=s[4] でいずれも一致する。l=r=3 で while を抜け "true" を返すため アが正しい。
イ ×戻り値が入力内容によって "true"/"false" 以外に変わるかのように考えた誤りで、本手続の戻り値はこの 2 値に限られる。
ウ ×"no" を返す経路はコード上に存在せず、戻り値の候補を取り違えた誤りである。
エ ×どこかで s[l]≠s[r] になり "false" を返したと誤認した結果だが、実際には全比較が一致するため "false" は返らない。
✎くわしく
回文判定は両端から内側へ向かう二ポインタ法が基本である。while 条件 l<r により中央で停止し、奇数長では中央文字を比較しない点を押さえる必要がある。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
両端のペアを (l,r) として表に書き出し、一致するかを 1 組ずつ確認するとよい。
覚え方
『外から内へ、合わなければ即 false』と唱えて二ポインタの動きを覚える。
よくある誤り
while 条件を l<=r としてしまい中央文字を自分自身と比較する無駄を生むミスや、戻り値を入力文字列と混同するミスがある。
アルゴリズムとプログラミングの他の問題
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-b-algo-0025