アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験配列/集計」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:hard
次の手続 countDistinct は、整数型の配列 arr に現れる値の種類数(重複を除いた個数)を返す。すでに前方に同じ値が現れていれば数えない。arr = {6, 9, 6, 15, 9, 6, 21, 30}(要素数 8、添字は 1 から)を与えて実行したとき、戻り値はどれか。
○整数型: countDistinct(整数型の配列: arr)
  整数型: cnt ← 0
  整数型: i, j
  論理型: seen
  for (i を 1 から arrの要素数 まで 1 ずつ増やす)
    seen ← false
    for (j を 1 から i - 1 まで 1 ずつ増やす)
      if (arr[j] が arr[i] と等しい)
        seen ← true
      endif
    endfor
    if (seen が false と等しい)
      cnt ← cnt + 1
    endif
  endfor
  return cnt
5 種類
3つ
12 種類
8 種類
正解
5 種類

各要素について前方に同じ値があるか調べ、初出のときだけ cnt を増やす。初出は 6, 9, 15, 21, 30 の 5 個であるため アが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ○各要素について前方に同じ値があるか調べ、初出のときだけ cnt を増やす。初出は 6, 9, 15, 21, 30 の 5 個であるため アが正しい。
イ ×重複している値の組(6 と 9 と…)だけを数える、または特定の数値群のみを数えて 3つとした、初出条件の取り違えである。
ウ ×配列中の最大値 30 などと混同し、値そのものや別の数を種類数と取り違えて 12 種類とした誤りである。
エ ×重複を除かず配列の要素数 8 をそのまま数えた、seen 判定を無視した誤りである。

くわしく

種類数のカウントは『前方に同値が無いとき(初出)だけ数える』のが要点である。内側ループの範囲 1〜i−1 が『前方のみ』を正しく表すかを確認する必要がある。

本番での押さえどころ

試験のコツ

値ごとに『初めて出た位置』に印を付け、その印の数を数えると確実である。

覚え方

『前に無ければ新顔、1 つ数える』と唱える。

よくある誤り

内側ループを 1〜要素数 まで回すと自分自身も比較対象になり、全要素が重複扱いになるミスが起きる。

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