アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験文字列処理」の問題

アルゴリズムとプログラミングアルゴリズムとプログラミング計算問題難易度:normal
文字型の配列 s には 'a' と 'b' が交互に並んだ全 24 文字(s = {'a','b','a','b','a','b','a','b','a','b','a','b','a','b','a','b','a','b','a','b','a','b','a','b'}、要素数 24、添字は 1 から)が格納されている。特定の文字 c の出現回数を数える次の手続に c = 'a' を与えて実行したとき、戻り値はどれか。
○整数型: countChar(文字型の配列: s, 文字型: c)
  整数型: cnt ← 0
  整数型: i
  for (i を 1 から sの要素数 まで 1 ずつ増やす)
    if (s[i] が c と等しい)
      cnt ← cnt + 1
    endif
  endfor
  return cnt
5 個
120 個
4 個
12 個
正解
12 個

s は 'a','b' の交互列で、'a' は奇数添字(1,3,…,23)の 12 か所に現れる。1 文字ずつ走査して一致のたびに cnt を増やすと cnt=12 となるため エが正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×先頭付近だけを数えて途中で打ち切り 5 個とした、ループを最後まで回さなかった早期終了の誤りである。
イ ×要素数 24 と一致回数を取り違えるなどして桁を膨らませ 120 個とした集計の誤りである。
ウ ×連続パターンを誤って 4 個と過少に見積もった、走査範囲を取り違えた誤りである。
エ ○s は 'a','b' の交互列で、'a' は奇数添字(1,3,…,23)の 12 か所に現れる。1 文字ずつ走査して一致のたびに cnt を増やすと cnt=12 となるため エが正しい。

くわしく

文字列を配列として扱う処理では、添字 1 から要素数まで漏れなく走査し、一致のたびにカウンタを更新する基本形を確実に追う必要がある。交互列では一致回数が全長のちょうど半分になる。

本番での押さえどころ

試験のコツ

交互パターンでは『全長 ÷ 2』を見積もりつつ、コードのカウント結果と突き合わせる。

覚え方

『最後まで数える、途中で止めない』をカウント処理の合言葉にする。

よくある誤り

全長 24 をそのまま答えたり、最初の数個で打ち切ったりするミスが多い。

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