基本情報技術者試験「過学習」の問題
機械学習モデルが訓練データには非常によく適合する一方、未知の新しいデータに対しては精度が低くなる現象を何というか。
ア訓練データに適合しすぎて汎化性能が落ちる過学習
イモデルが単純すぎて訓練データすら学べない未学習
ウ勾配が極端に小さくなり学習が進まない勾配消失
エ入力を圧縮して復元する次元削減
正解
ア.訓練データに適合しすぎて汎化性能が落ちる過学習
過学習はモデルが訓練データの細部やノイズまで学習してしまい、未知データへの予測精度(汎化性能)が低下する現象である。設問の『訓練データに高適合・新データに低精度』に一致するため正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ○過学習はモデルが訓練データの細部やノイズまで学習してしまい、未知データへの予測精度(汎化性能)が低下する現象である。設問の『訓練データに高適合・新データに低精度』に一致するため正しい。
イ ×未学習(過小適合)はモデルが単純すぎて訓練データにも十分適合できない逆の現象であり、訓練データに高適合する設問と矛盾する。
ウ ×勾配消失は深い層で勾配が小さくなり学習が進まなくなる現象で、訓練データへの過剰適合とは原因も結果も異なる。
エ ×次元削減は入力の特徴量を圧縮する手法であり、未知データへの精度低下を表す現象ではない。
✎くわしく
過学習は訓練データと検証データの精度の乖離で検出する。訓練データを訓練用と検証用に分けて評価し、検証精度が悪化し始めたら学習を止める早期終了や、正則化・データ拡張で抑制する。汎化性能を保つことが機械学習の目標である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『訓練◎・未知✕=過学習』『訓練も✕=未学習』と精度の組合せで判定する。検証データで見抜く。
覚え方
過学習=『過去問だけ丸暗記して本番で解けない』状態、と試験になぞらえる。
よくある誤り
過学習(訓練に適合しすぎ)と未学習(適合不足)を取り違える誤りが多い。訓練精度が高いか低いかで区別する。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0309