基本情報技術者試験「クラスタリング」の問題
あらかじめ正解ラベルを与えず、データ間の類似度に基づいて自動的にいくつかの群に分ける機械学習の手法はどれか。
ア正解ラベルで判別境界を学ぶ分類(クラス分類)
イ報酬を手掛かりに試行錯誤する強化学習
ウ類似度で自動的に群へ分けるクラスタリング
エ連続値を予測する回帰
正解
ウ.類似度で自動的に群へ分けるクラスタリング
クラスタリングは正解ラベルなしでデータ間の類似度を基にデータを群へ分ける教師なし学習である。設問の『ラベルなし・類似度で群分け』に一致するため正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ×分類(クラス分類)は正解ラベル付きデータで判別境界を学ぶ教師あり学習であり、ラベルを与えない点で設問と異なる。
イ ×強化学習は行動に対する報酬を手掛かりに方策を学ぶ手法で、類似度による群分けとは仕組みが異なる。
ウ ○クラスタリングは正解ラベルなしでデータ間の類似度を基にデータを群へ分ける教師なし学習である。設問の『ラベルなし・類似度で群分け』に一致するため正しい。
エ ×回帰は連続値を予測する教師あり学習であり、データを群へ分けるクラスタリングとは目的が異なる。
✎くわしく
機械学習は教師あり(分類・回帰)、教師なし(クラスタリング・次元削減)、強化学習に大別される。クラスタリングと分類はともにデータを分けるが、ラベルの有無(教師なし/教師あり)で根本的に異なる点が頻出ポイントである。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『ラベルなしで群分け=クラスタリング(教師なし)』『ラベルありで仕分け=分類(教師あり)』で峻別する。
覚え方
クラスタ=房(ぶどうの房)。似た粒が自然に房に集まる、とイメージする。
よくある誤り
クラスタリング(教師なし・ラベルなし)と分類(教師あり・ラベルあり)を混同する誤りが最も多い。
技術要素の他の問題
ビッグデータの特性を表す3Vのうち、データが生成・流入する速さに着目した要素はどれか。小売店の大量の購買履歴を分析し『商品Aを買う客は商品Bも一緒に買う傾向が強い』といった併買の規則性を見つけ出す手法はどれか。エージェントが環境の中で行動し、その結果として得られる報酬を最大化するように試行錯誤を通じて方策を学習する手法はどれか。ニューラルネットワークを多層化した機械学習の手法であるディープラーニング(深層学習)に関する記述として、最も適切なものはどれ…機械学習モデルが訓練データには非常によく適合する一方、未知の新しいデータに対しては精度が低くなる現象を何というか。大量のテキストを学習し、入力された文章に続く自然な文を確率的に予測して新しい文章を生成する技術を最もよく表すものはどれか。
この問題を、AIの8-ways解説つきで。
無料ではじめる →基本情報技術者試験の演習を、一問ごとに「なぜ」まで。まずは無料で。
ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0306