基本情報技術者試験「直並列混合の稼働率」の問題
稼働率0.9の装置2台を直列に接続した処理系統を1系統とし、同じ系統をもう1つ用意して2系統を並列に運用する。どちらか一方の系統が機能すればシステムが稼働するとき、システム全体の稼働率に最も近いものはどれか。
ア約0.964
イ0.81(=0.9×0.9)
ウ0.99と算出される
エ約0.656
正解
ア.約0.964
各系統は装置2台直列で0.9×0.9=0.81。これを2系統並列にするので両系統停止は(1-0.81)×(1-0.81)=0.0361、システム稼働率は1-0.0361≒0.964となり正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ○各系統は装置2台直列で0.9×0.9=0.81。これを2系統並列にするので両系統停止は(1-0.81)×(1-0.81)=0.0361、システム稼働率は1-0.0361≒0.964となり正しい。
イ ×0.81は1系統(直列2台)の稼働率にとどまり、2系統並列による冗長化の効果を加えていない誤りである。
ウ ×0.99は装置単体の稼働率0.9を2台並列にした場合の値で、各系統が2台直列である点を反映していない誤りである。
エ ×約0.656は0.81を直列のように0.81×0.81=0.656としてしまった誤りで、並列の式1-(不稼働率の積)を用いていない。
✎くわしく
系統内は直列(全装置が必要)で稼働率の積、系統間は並列(どちらか機能すればよい)で1-不稼働率の積、と階層ごとに式を使い分ける。先に直列で系統値を出し、それを並列合成する順序が核心である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『系統内=直列の積→系統間=並列の1-(不稼働率の積)』と二段階で計算する。並列後は単一系統0.81より必ず高くなると検算する。
覚え方
同じ系統をまるごと予備にする=系統そのものを並列化、と捉え『系統の稼働率を1-積で冗長化』と覚える。
よくある誤り
系統内の直列計算を飛ばす、または並列合成にも積を使ってしまう誤りが多い。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0201