基本情報技術者試験「クラスタ・グリッド・分散システム」の問題
地理的に分散した多数の遊休機器をネットワークで結び、1つの大規模な計算資源として利用する方式はどれか。
ア密結合マルチプロセッサ
イグリッドコンピューティング
ウデュアルシステム
エバッチ処理
正解
イ.グリッドコンピューティング
グリッドコンピューティングはネットワーク上に分散した多数の計算機(遊休資源を含む)を束ね、仮想的に1つの大規模な計算資源として扱う方式である。設問の説明に一致するため正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ×密結合マルチプロセッサは同一筐体内に複数CPUを密結合し1台として動かす方式であり、地理的に分散した資源を束ねるグリッドとは異なる。
イ ○グリッドコンピューティングはネットワーク上に分散した多数の計算機(遊休資源を含む)を束ね、仮想的に1つの大規模な計算資源として扱う方式である。設問の説明に一致するため正しい。
ウ ×デュアルシステムは同じ処理を2系統で同時実行し結果を照合する方式であり、計算資源を集約するグリッドとは目的が異なる。
エ ×バッチ処理は処理を待ち行列で一括実行する方式であり、分散資源を統合して計算能力を高めるグリッドとは無関係である。
✎くわしく
高性能を得る方式には、複数機を1つに束ねるクラスタ、地理分散資源を統合するグリッド、処理を分散配置する分散システムがある。クラスタは可用性や負荷分散、グリッドは大規模計算、分散システムは処理とデータの配置最適化に主眼がある。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
キーワード『地理的に分散・遊休資源・大規模計算』が出たらグリッドコンピューティングと判定する。
覚え方
グリッド=格子状に世界中の余った計算機をつなぐ、と語感でイメージし広域連携を連想する。
よくある誤り
クラスタとグリッドを混同しやすい。『近接機を束ねる=クラスタ』『広域の遊休資源を束ねる=グリッド』と範囲で区別する。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0184