アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験文字列照合」の問題

テクノロジ系アルゴリズムとプログラミング難易度:hard
文字列照合のボイヤ・ムーア法(BM法)の特徴を最も適切に説明したものはどれか。
テキストを必ず1文字ずつ前進させ全位置で先頭から照合する
不一致時に既に一致した接頭辞情報を使い後戻りを避ける
事前にパターンのハッシュ値を計算し各位置のハッシュと比較する
パターンを末尾から照合し不一致時に複数文字まとめてずらす
正解
パターンを末尾から照合し不一致時に複数文字まとめてずらす

BM法はパターンを右端(末尾)から左へ照合する。不一致時にはずらし表(不一致文字規則)に従いパターンを一気に複数文字ずらせるため、平均で高速に照合でき正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×1文字ずつ前進し先頭から全位置を照合するのは単純(力まかせ)照合法の説明であり、まとめてずらすBM法の特徴ではない。
イ ×既に一致した接頭辞情報で後戻りを避けるのはKMP法の説明であり、BM法の末尾照合・大幅ずらしとは仕組みが異なる。
ウ ×パターンのハッシュ値を計算し位置ごとに比較するのはラビン・カープ法の説明であり、末尾照合とずらしを行うBM法とは異なる。
エ ○BM法はパターンを右端(末尾)から左へ照合する。不一致時にはずらし表(不一致文字規則)に従いパターンを一気に複数文字ずらせるため、平均で高速に照合でき正しい。

くわしく

BM法は『末尾から照合し不一致文字に応じて大きくずらす』のが核心で、テキストの一部を読み飛ばせるため平均的に高速。一方KMP法は『接頭辞情報で後戻りなし』、ラビン・カープ法は『ハッシュ比較』と、各手法の核となる工夫が異なる。

本番での押さえどころ

試験のコツ

照合法の一言要約: 単純=先頭から1文字ずつ、KMP=接頭辞情報で後戻りなし、BM=末尾照合で大きくずらす、ラビン・カープ=ハッシュ比較。

覚え方

BMは『後ろ(末尾)から見て、合わなければ大股でジャンプ』とイメージし読み飛ばしを連想する。

よくある誤り

BM法(末尾照合・ずらし)とKMP法(接頭辞情報・後戻りなし)を取り違える誤りが頻出する。

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