アルゴリズムとプログラミング

基本情報技術者試験循環リスト」の問題

テクノロジ系アルゴリズムとプログラミング難易度:normal
循環連結リスト(環状リスト)の特徴として最も適切なものはどれか。
末尾ノードのポインタが空(NULL)を指し、そこがリストの終端であると判別できる
末尾ノードのポインタが先頭ノードを指し、どのノードからでも全要素を巡回できる
全要素が連続したメモリ領域に並び、添字で先頭からの距離を計算して参照する
各要素が親子の階層関係を持ち、根から葉へ向かって分岐していく構造である
正解
末尾ノードのポインタが先頭ノードを指し、どのノードからでも全要素を巡回できる

循環連結リストは末尾ノードのポインタが先頭ノードを指して輪を作る。終端がNULLにならず環状になるため、どのノードからでもたどり続ければ全要素を巡回できる点が特徴で正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×末尾がNULLを指して終端を表すのは通常の(非循環の)単方向連結リストの特徴であり、循環リストは末尾が先頭に戻る点が異なる。
イ ○循環連結リストは末尾ノードのポインタが先頭ノードを指して輪を作る。終端がNULLにならず環状になるため、どのノードからでもたどり続ければ全要素を巡回できる点が特徴で正しい。
ウ ×連続メモリ領域に並べ添字で参照するのは配列の特徴であり、ポインタで要素をつなぐ連結リストの説明ではない。
エ ×親子の階層関係を持ち根から葉へ分岐するのは木構造の説明であり、線形につながる循環リストとは別の構造である。

くわしく

循環リストは線形リストの末尾を先頭に結んだ構造で、終端判定はNULLでなく『先頭に戻ったか』で行う。先頭・末尾の区別が相対的になり、ラウンドロビン的な巡回処理に向く。木や配列との構造差を区別することが要点である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

『循環=末尾が先頭を指す環』『非循環=末尾がNULL』と終端の扱いで区別する。配列・木との混同にも注意する。

覚え方

循環リストは『手をつないだ輪』、最後の人が最初の人と手をつなぐので終わりがない、とイメージする。

よくある誤り

循環リストでも末尾がNULLだと誤解し、巡回時に無限ループや終端誤判定を起こす例がある。

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