基本情報技術者試験「ハッシュ法」の問題
ハッシュ表で異なるキーが同じハッシュ値になる現象と、その対策の組合せとして最も適切なものはどれか。
アオーバフローを起こすため表全体を再ハッシュして縮小する
イアンダフローと呼び未使用領域を詰めて解消する
ウ衝突と呼びチェイン法やオープンアドレス法で対処する
エ分割と呼びキーを複数表に分散させて回避する
正解
ウ.衝突と呼びチェイン法やオープンアドレス法で対処する
異なるキーが同じハッシュ値に写る現象を衝突(コリジョン)という。同義語連結のチェイン法や、空き位置を探すオープンアドレス法で対処するため正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ×オーバフローは領域を超えてあふれる別概念で、対策として表を縮小するのは逆効果であり誤りである。
イ ×アンダフローは空のものから取り出す等の概念でハッシュの衝突とは無関係であり、領域を詰める対策も的外れである。
ウ ○異なるキーが同じハッシュ値に写る現象を衝突(コリジョン)という。同義語連結のチェイン法や、空き位置を探すオープンアドレス法で対処するため正しい。
エ ×分割という用語は衝突の正式名称ではなく、複数表への分散も衝突の標準的対処法ではない。
✎くわしく
ハッシュ法は鍵を関数で位置に変換し平均O(1)で探索する。衝突は鍵数が表サイズに対して増えるほど起きやすく、対策はチェイン法(連結リストで同義語を保持)とオープンアドレス法(線形探査など空き位置探索)に大別される。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『同じ値に重なる=衝突』、対策は『つなぐ(チェイン)』か『ずらす(オープンアドレス)』の二択と覚える。
覚え方
衝突=同じ番地に二人来る、解決は『相部屋(チェイン)』か『隣を探す(オープンアドレス)』と例える。
よくある誤り
衝突をオーバフローやアンダフローと混同する、または対策のチェイン法とオープンアドレス法の区別を誤る。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0027