システム監査

基本情報技術者試験システム監査基準・管理基準」の問題

マネジメント系システム監査難易度:normal
システム監査基準とシステム管理基準の関係について、最も適切なものはどれか。
システム監査基準は監査人の行為規範であり、システム管理基準は監査の判断尺度となる管理のあるべき姿を示す
いずれも被監査側が遵守すべき技術標準であり、監査人の行為は対象としない
システム管理基準は監査人が従うべき監査の手順や独立性の要件を定め、システム監査基準は情報システムの設計仕様や実装方法を細かく定める
両基準とも法律であり、違反には直ちに罰則が科される
正解
システム監査基準は監査人の行為規範であり、システム管理基準は監査の判断尺度となる管理のあるべき姿を示す

システム監査基準は監査人の独立性や監査手続など監査を実施する側の行為規範を定め、システム管理基準は情報システムの企画・開発・運用・保守における管理のあるべき姿を示し、監査人が適否を評価する際の判断尺度(物差し)となる。両者の役割分担を正しく述べているためアが適切である。

?選択肢ごとの解説

ア ○システム監査基準は監査人の独立性や監査手続など監査を実施する側の行為規範を定め、システム管理基準は情報システムの企画・開発・運用・保守における管理のあるべき姿を示し、監査人が適否を評価する際の判断尺度(物差し)となる。両者の役割分担を正しく述べているためアが適切である。
イ ×システム監査基準はまさに監査人の行為を対象とする規範であり、被監査側だけの技術標準とする記述は誤りである。
ウ ×役割が逆で、監査の手順や行為規範は監査基準側、管理のあるべき姿は管理基準側である。管理基準は設計仕様を定めるものでもない。
エ ×両基準は経済産業省が示すガイドライン的な基準であって法律ではなく、違反に直接罰則が科されるものではない。

くわしく

システム監査基準は『監査をどう行うか(監査人側)』、システム管理基準は『情報システムをどう管理すべきか(被監査側のあるべき姿)』を示し、後者が前者の評価における基準値として機能する。監査人は管理基準に照らして実態とのギャップを評価する構造であり、二つの基準は『評価する側の規範』と『評価される側の規範』という対の関係にある。

本番での押さえどころ

試験のコツ

主語が『監査人』なら監査基準、『情報システムの管理』なら管理基準と判断する。

覚え方

監査基準は『監査する人のルール』、管理基準は『管理される物の理想形』と対で覚える。

よくある誤り

監査基準と管理基準の役割を逆に覚える誤りが多い。『監査基準=監査人の行為』『管理基準=管理のあるべき姿(判断尺度)』と固定する。

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