基本情報技術者試験「システム監査の手続」の問題
システム監査を一般的な進め方の順序で並べたとき、本調査(本監査)の直前に位置し、監査対象の概要や統制状況を事前に把握して本調査の範囲や重点・手続を絞り込むために行う段階はどれか。
ア監査報告
イ改善のフォローアップ
ウ予備調査の段階
エ監査計画の策定
正解
ウ.予備調査の段階
システム監査は一般に『監査計画→予備調査→本調査(本監査)→監査報告→フォローアップ』の順で進む。予備調査は本調査の直前に位置し、監査対象の概要や統制の状況を事前に把握して、本調査でどこをどの手続で重点的に調べるかを絞り込む段階である。設問の位置づけと目的に合致する。
?選択肢ごとの解説
ア ×監査報告は本調査で得た結果をまとめて報告する段階であり、本調査の直前ではなく本調査の後に位置する。
イ ×フォローアップは報告後に改善状況を確認する段階であり、一連の流れの最後に位置する。
ウ ○システム監査は一般に『監査計画→予備調査→本調査(本監査)→監査報告→フォローアップ』の順で進む。予備調査は本調査の直前に位置し、監査対象の概要や統制の状況を事前に把握して、本調査でどこをどの手続で重点的に調べるかを絞り込む段階である。設問の位置づけと目的に合致する。
エ ×監査計画の策定は監査全体の方針や日程を定める最初の段階であり、本調査の直前という位置づけではない。
✎くわしく
監査の各段階は順序とともに役割を押さえる必要がある。計画で全体方針を定め、予備調査で対象の下調べをして本調査の的を絞り、本調査で証拠を収集して評価し、報告で結果と改善提案を伝え、フォローアップで改善実施を確認する。予備調査と本調査の違いは『下調べで的を絞る』段階か『実際に証拠を集めて評価する』段階かという点にある。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
順序は『計画→予備→本→報告→フォロー』。『本調査の直前』『範囲や重点を絞る下調べ』とあれば予備調査と判断する。
覚え方
予備調査=『本番(本調査)前の予習・下見』とイメージし、本番前という位置で固定する。
よくある誤り
予備調査と本調査を取り違えやすい。予備調査は的を絞る下調べ、本調査が実際の証拠収集・評価である点を区別する。
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