経営戦略マネジメント

基本情報技術者試験バランススコアカード(学習と成長の視点)」の問題

ストラテジ系経営戦略マネジメント難易度:normal
バランススコアカード(BSC)の四つの分類のうち、財務や顧客の成果を将来生み出すための土台として、従業員の能力向上や情報基盤の整備を扱うものはどれか。
財務の視点
顧客の視点
内部業務プロセスの視点
学習と成長の視点
正解
学習と成長の視点

BSCの『学習と成長の視点』は、従業員のスキル・モチベーション、情報システムや組織風土といった経営の基盤を扱う。これが充実して初めて内部業務プロセスが改善し、顧客満足が高まり、最終的に財務成果へつながる。題幹の『他の視点の成果を生む土台(起点)』に一致する。

?選択肢ごとの解説

ア ×財務の視点は出資者への成果(売上・利益)を測る視点で、因果連鎖の最終的な結果に位置づけられ、土台となる起点ではない。
イ ×顧客の視点は満足度やシェアなど市場での評価を扱い、内部プロセスの成果として現れる中間段階で、最下層の土台ではない。
ウ ×内部業務プロセスの視点は品質や効率の改善を扱うが、学習と成長を受けて改善される段階で、起点ではなく中間に位置する。
エ ○BSCの『学習と成長の視点』は、従業員のスキル・モチベーション、情報システムや組織風土といった経営の基盤を扱う。これが充実して初めて内部業務プロセスが改善し、顧客満足が高まり、最終的に財務成果へつながる。題幹の『他の視点の成果を生む土台(起点)』に一致する。

くわしく

BSCは財務・顧客・内部業務プロセス・学習と成長の4視点を因果連鎖で結ぶ。一般に『学習と成長→内部業務プロセス→顧客→財務』の順で成果が伝播し、土台である学習と成長への投資が将来の財務成果を生む。短期の財務偏重を避け、無形資産への投資を可視化する点に意義がある。

本番での押さえどころ

試験のコツ

『従業員の能力・情報基盤・組織風土』『土台・起点』が出たら学習と成長の視点。最終成果なら財務の視点。

覚え方

『学習と成長は根っこ、財務は実(み)』と植物の因果連鎖でイメージする。

よくある誤り

財務の視点を最重要・起点と捉えてしまう。財務は結果であり、起点は学習と成長の視点である点を押さえる。

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