基本情報技術者試験「コアコンピタンス」の問題
経営におけるコアコンピタンスの説明として、適切なものはどれか。
ア競合が容易に模倣でき、業界内で広く共有されている一般的で平凡な技能のこと。
イ短期的な売上を最大化するために行う一時的な値引き販売の施策のこと。
ウ競合が模倣困難で多様な市場展開を可能にする企業独自の中核能力のこと。
エ主力事業から撤退し別業種へ全面転換する組替えのこと。
正解
ウ.競合が模倣困難で多様な市場展開を可能にする企業独自の中核能力のこと。
コアコンピタンスは、顧客価値の提供に貢献し、競合が模倣しにくく、複数の市場・製品へ応用できる企業固有の中核能力を指す。題幹の『模倣困難』『多様な市場展開』『独自』はコアコンピタンスの代表的要件に対応する。
?選択肢ごとの解説
ア ×競合が容易に模倣でき広く共有された技能は、模倣困難性という要件を満たさずコアコンピタンスではない。
イ ×一時的な値引きは販売促進の戦術であり、持続的な中核能力を意味するコアコンピタンスとは異なる。
ウ ○コアコンピタンスは、顧客価値の提供に貢献し、競合が模倣しにくく、複数の市場・製品へ応用できる企業固有の中核能力を指す。題幹の『模倣困難』『多様な市場展開』『独自』はコアコンピタンスの代表的要件に対応する。
エ ×別業種への全面転換は多角化や事業転換の話で、既存の中核能力を表すコアコンピタンスとは別概念。
✎くわしく
コアコンピタンスはハメル&プラハラードが提唱した概念で、個別製品ではなく、それらを生み出す根源的な能力に競争優位の源泉を見出す。模倣困難性・希少性・応用可能性が鍵で、リソースベースドビュー(RBV)の中心的アイデアとも結びつく。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『模倣困難』『複数事業に応用できる』『独自』の3点が揃えばコアコンピタンス。一般的・模倣容易と書かれていれば誤り。
覚え方
『コア=芯、コンピタンス=能力。真似されない芯の力』と分解して覚える。
よくある誤り
単なる『得意分野』『主力製品』とコアコンピタンスを同一視する。重要なのは模倣困難で多事業に展開できる根源的な能力である点。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0016