経営戦略マネジメント

基本情報技術者試験VE(価値工学)」の問題

ストラテジ系経営戦略マネジメント難易度:normal
VE(バリューエンジニアリング)における価値の考え方として、適切なものはどれか。
価値は製品の機能をコストで除した比で表され、機能を保ちコストを下げれば高まる。
価値は販売価格そのものであり、市場での価格を引き上げれば引き上げるほど製品の価値は高まる。
価値は投入した材料費の総額で決まり、高級な材料を使うほど価値は高まる。
価値は開発にかけた工数で決まり、工数を増やすほど価値は高まる。
正解
価値は製品の機能をコストで除した比で表され、機能を保ちコストを下げれば高まる。

VE(Value Engineering:価値工学)は、製品やサービスの価値を『価値=機能÷コスト』と定義し、必要な機能を最小のコストで実現することを目指す体系的手法である。機能を一定に保ちコストを下げれば価値は高まる、という題幹の記述はこの定義に一致する。

?選択肢ごとの解説

ア ○VE(Value Engineering:価値工学)は、製品やサービスの価値を『価値=機能÷コスト』と定義し、必要な機能を最小のコストで実現することを目指す体系的手法である。機能を一定に保ちコストを下げれば価値は高まる、という題幹の記述はこの定義に一致する。
イ ×価値を販売価格と同一視している点が誤り。VEの価値は機能とコストの比であり、価格を上げること自体が価値向上ではない。
ウ ×価値を材料費の総額で測るのは誤り。高級材料はコスト増となり、機能が変わらなければVE上はむしろ価値を下げる。
エ ×価値を投入工数で測るのは誤り。工数増はコスト増であり、機能が伴わなければ価値は向上しない。

くわしく

VEでは、機能を維持してコストを下げる、コストを維持して機能を高める、コスト減と機能増を同時に図る、などの方向で価値向上を狙う。製品の各部位が果たす『機能』を分析し、過剰な機能や不要なコストを洗い出す機能分析が中核となる。設計・開発の早い段階で適用するほど効果が大きい。

本番での押さえどころ

試験のコツ

『価値=機能÷コスト』の式を覚え、機能とコストの両面から価値を捉える選択肢を選ぶ。価格・材料費・工数だけで価値を語る選択肢は誤り。

覚え方

『価値は機能わるコスト。安く・必要な働きを』と式を声に出して覚える。

よくある誤り

『コストを下げれば必ず良い』と機能を犠牲にしてしまう。VEは必要な機能を維持・向上させることが前提である点を忘れない。

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