基本情報技術者試験「M&A手法(LBO)」の問題
企業買収において、買収対象企業の資産や将来生み出す収益(キャッシュフロー)を担保に資金を借り入れ、少ない自己資金で買収を行う手法はどれか。
アLBO
イ対等合併
ウ株式交換
エ業務提携
正解
ア.LBO
LBO(Leveraged Buyout)は、買収対象企業の資産や将来のキャッシュフローを担保に多額の資金を借り入れ、少ない自己資金で買収を成立させる手法である。てこ(レバレッジ)を効かせて自己資金あたりの投資効率を高める点が特徴で、題幹の『資産・収益を担保に借入で買収』に合致する。
?選択肢ごとの解説
ア ○LBO(Leveraged Buyout)は、買収対象企業の資産や将来のキャッシュフローを担保に多額の資金を借り入れ、少ない自己資金で買収を成立させる手法である。てこ(レバレッジ)を効かせて自己資金あたりの投資効率を高める点が特徴で、題幹の『資産・収益を担保に借入で買収』に合致する。
イ ×対等合併は複数企業が一つに統合される組織再編であり、借入金で買収するという資金面の手法を指すものではない。
ウ ×株式交換は自社株を対価に相手を完全子会社化する手法で、借入を担保とするLBOとは資金調達の仕組みが異なる。
エ ×業務提携は出資を伴わない協力関係で、企業の買収そのものを行うLBOとは目的も結びつきの強さも異なる。
✎くわしく
LBOは、買収後に対象企業が生む収益で借入を返済していく構造をとるため、安定したキャッシュフローを持つ企業が対象となりやすい。投資ファンドがMBOを支援する際の資金調達手段として併用されることが多い。レバレッジは投資効率を高める反面、収益が想定を下回ると返済負担が重くのしかかるリスクがある。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『買収対象の資産・収益を担保に借入』が出たらLBO。少ない自己資金で大きな買収、というレバレッジの語感も手掛かり。
覚え方
『L=Leverage(てこ)。少ない元手を借入で増幅して買う』とてこのイメージで覚える。
よくある誤り
LBOを単なる『借金での買収』と覚え、担保が『買収対象自身の資産・収益』である特徴を見落とす。担保の所在が判別の鍵である。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0138