基本情報技術者試験「M&A手法(MBO)」の問題
現在の経営陣が、投資ファンド等の支援を受けて自社の株式や事業を買い取り、経営権を取得して独立する手法はどれか。
ア友好的合併
イ従業員持株制度
ウMBO
エ敵対的買収
正解
ウ.MBO
MBO(Management Buyout)は、現在の経営陣が自ら出資し、必要に応じて投資ファンド等の支援を受けて自社の株式や事業を買い取り、経営権を握って独立する手法である。上場廃止による意思決定の迅速化や、親会社からの事業切り出しの受け皿として用いられる。題幹の『現経営陣が買い取り独立』に一致する。
?選択肢ごとの解説
ア ×友好的合併は他社との統合であり、現経営陣が自社を買い取るMBOとは主体も結果も異なる。
イ ×従業員持株制度は従業員が少数株を保有する福利厚生的制度で、経営権の取得を伴うMBOとは目的が異なる。
ウ ○MBO(Management Buyout)は、現在の経営陣が自ら出資し、必要に応じて投資ファンド等の支援を受けて自社の株式や事業を買い取り、経営権を握って独立する手法である。上場廃止による意思決定の迅速化や、親会社からの事業切り出しの受け皿として用いられる。題幹の『現経営陣が買い取り独立』に一致する。
エ ×敵対的買収は経営陣の同意なしに外部が買収するもので、経営陣自身が買い取るMBOとは正反対の構図である。
✎くわしく
MBOは経営陣(Management)が主体である点が特徴で、従業員主体のEBO、買収先資産を担保とする資金手法のLBOと組み合わさることも多い。上場企業がMBOで非公開化すると、短期的な株主圧力から離れて長期的な事業改革に集中できる利点がある一方、少数株主との利益相反が課題となる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『現経営陣が買う』ならMBO。主体が従業員ならEBO、資金が借入(資産担保)ならLBO。
覚え方
『M=Management(経営陣)が買い取る』と頭文字で主体を覚える。
よくある誤り
MBO(経営陣)とEBO(従業員)、LBO(借入)を取り違える。先頭の文字が示す『誰が・どう買うか』を意識して区別する。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0137