企業活動

基本情報技術者試験棚卸資産評価」の問題

ストラテジ系企業活動計算問題難易度:normal
ある商品の当期の受払いは次のとおりである。期首在庫100個(@200円)、第1回仕入150個(@220円)、第2回仕入200個(@250円)、当期の払出(販売)は合計300個であった。先入先出法による期末棚卸高(金額)は何円か。
30,000円
37,500円である
およそ33,000円と試算する
36,000円
正解
37,500円である

先入先出法(FIFO)は古い在庫から先に払い出すと仮定するため、期末に残るのは新しく仕入れた在庫である。総受入450個−払出300個=期末150個。これは最後の第2回仕入(@250円)から構成され、150×250=37,500円となる。

?選択肢ごとの解説

ア ×期末150個に期首単価@200円を当てた値で、FIFOでは古い単価が先に払い出される点に反する。
イ ○先入先出法(FIFO)は古い在庫から先に払い出すと仮定するため、期末に残るのは新しく仕入れた在庫である。総受入450個−払出300個=期末150個。これは最後の第2回仕入(@250円)から構成され、150×250=37,500円となる。
ウ ×期首と第1回仕入の平均的単価@220円付近を当てるなど、新しい在庫が残るFIFOの前提に反する値。
エ ×期末を別単価@240円相当で評価した値で、第2回仕入@250円が残るという結論と一致しない。

くわしく

FIFOは物理的な払出順序に近く、期末在庫が直近の取得原価で評価されるため、物価上昇局面では期末在庫が高め・売上原価が低めとなり利益が大きく出やすい。移動平均法・総平均法と並ぶ代表的な棚卸資産評価法である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

まず期末数量(受入計−払出計)を求め、FIFOなら新しい仕入から遡って単価を当てる。払出原価を問う場合は逆に古い順から当てる。

覚え方

『先に入れた物が先に出る、残るのは後から来た新しい物』と入出庫の順で覚える。

よくある誤り

『先に入れたもの=期末に残る』と取り違える。先入先出は古い順に払い出すので、期末に残るのは新しい在庫である。

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