企業活動

基本情報技術者試験PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)」の問題

ストラテジ系企業活動難易度:normal
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)において、市場成長率が低く市場占有率が高い事業の特徴として、適切なものはどれか。
成長のために多額の追加投資を必要とし、得られる資金は投資に消えるため収支はほぼ均衡する。
市場占有率が低いため将来性に乏しく、追加投資をせず早期に撤退を検討すべき対象である。
投資をあまり必要とせず安定した資金を生み出し、他事業への投資原資となる存在である。
市場の伸びが大きく占有率も高いため、最も多額の投資を集中させる。
正解
投資をあまり必要とせず安定した資金を生み出し、他事業への投資原資となる存在である。

市場成長率が低い事業は競争が落ち着いており、占有率が高ければ規模の経済が働くため、少ない投資で安定した利益と資金を生む。これがPPMでいう「金のなる木」であり、その資金は花形や問題児への投資原資となる。

?選択肢ごとの解説

ア ×成長率も占有率も高い「花形」の説明であり、成長維持のため投資と収益が拮抗する事業を指す。
イ ×成長率も占有率も低い「負け犬」の説明であり、撤退対象だが本問の条件(占有率が高い)と矛盾する。
ウ ○市場成長率が低い事業は競争が落ち着いており、占有率が高ければ規模の経済が働くため、少ない投資で安定した利益と資金を生む。これがPPMでいう「金のなる木」であり、その資金は花形や問題児への投資原資となる。
エ ×成長率・占有率がともに高い「花形」への投資集中を述べており、成長率が低いという条件に反する。

くわしく

PPMは市場成長率(縦軸)と相対的市場占有率(横軸)の2軸で事業を4象限に分類するBCGのフレームワークである。金のなる木で得た資金を成長期待の高い問題児・花形へ再配分する「資金循環」の発想が中核にある。

本番での押さえどころ

試験のコツ

題幹の「成長率」と「占有率」の高低の組合せを先に整理し、4象限のどこに当たるかを特定してから選択肢を読む。

覚え方

『低成長・高占有=熟したリンゴの木(金のなる木)』とイメージし、もう育たないが実は採れると覚える。

よくある誤り

「占有率が高い=花形」と短絡し、成長率の高低を読み飛ばす。2軸の組合せを必ず確認する必要がある。

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【基本情報技術者試験】PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)の問題 — 解答・解説|ukamiru 過去問