基本情報技術者試験「損益分岐点分析」の問題
ある製品の販売価格が1個1,000円、1個当たりの変動費が600円、固定費が年間800,000円であるとき、損益分岐点における年間販売数量は何個か。
ア800個
イ2,000個
ウ1,333個
エ1,000個
正解
イ.2,000個
損益分岐点は利益がゼロとなる点であり、限界利益(販売価格−変動費=1,000−600=400円)で固定費を回収しきる販売数量で求める。800,000÷400=2,000個が正解である。
?選択肢ごとの解説
ア ×固定費を販売価格1,000円で割った値であり、変動費を考慮していない誤り。
イ ○損益分岐点は利益がゼロとなる点であり、限界利益(販売価格−変動費=1,000−600=400円)で固定費を回収しきる販売数量で求める。800,000÷400=2,000個が正解である。
ウ ×固定費を変動費600円で割った概算で、限界利益の概念を取り違えている。
エ ×固定費を限界利益ではなく端数処理した直感値で、計算根拠を欠く。
✎くわしく
損益分岐点分析はCVP分析の中核で、固定費・変動費・売上の関係から採算ラインを把握する。限界利益率(=限界利益÷売上)を用いれば損益分岐点売上高=固定費÷限界利益率としても算出できる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
まず1個当たり限界利益を出す癖をつける。固定費÷限界利益=数量、固定費÷限界利益率=売上高、と公式を使い分ける。
覚え方
『固定費を限界利益で割れば台数』と唱える。割るのは利益、と覚える。
よくある誤り
限界利益(価格−変動費)ではなく価格そのものや変動費で固定費を割ってしまう。割る対象は必ず1個当たり限界利益である。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0002