基本情報技術者試験「減価償却」の問題
取得原価600万円、残存価額0円、総利用可能量50,000個の機械を生産高比例法で減価償却する。当期の生産量が8,000個であるとき、当期の減価償却費は何万円か。
ア120万円
イ75万円
ウおよそ48万円と概算する
エ96万円である
正解
エ.96万円である
生産高比例法は資産の利用度合いに応じて償却する方法で、減価償却費=(取得原価−残存価額)×当期生産量÷総利用可能量で計算する。(600−0)×8,000÷50,000=600×0.16=96万円となる。
?選択肢ごとの解説
ア ×総利用可能量を50,000ではなく40,000等と取り違える、あるいは比率を取り違えた誤った値。
イ ×耐用年数を仮定した定額法的計算など、生産量比例ではない処理による誤り。
ウ ×当期生産量や総量の桁を読み違え、比率を低く見積もった誤った値。
エ ○生産高比例法は資産の利用度合いに応じて償却する方法で、減価償却費=(取得原価−残存価額)×当期生産量÷総利用可能量で計算する。(600−0)×8,000÷50,000=600×0.16=96万円となる。
✎くわしく
生産高比例法は、時間ではなく利用量に比例して価値が減る資産(鉱山設備や航空機など)に適する。当期償却費は『1個当たり償却額(取得原価−残存価額)÷総利用可能量』に当期生産量を掛ける。利用がなければ償却もゼロとなる点が時間基準の定額法・定率法と異なる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
まず1個(1単位)当たり償却額を出し、当期生産量を掛ける。残存価額があれば取得原価から差し引いてから按分する。
覚え方
『使った分だけ減る=生産量÷総量を掛ける』と利用比例で覚える。
よくある誤り
耐用年数で割る定額法と混同する。生産高比例法は年数ではなく『総利用可能量に対する当期生産量の割合』で按分する。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0091