基本情報技術者試験「減価償却」の問題
取得原価800万円の設備を償却率0.250の定率法で減価償却する。2年目(2期目)の減価償却費は何万円か。なお初年度期首に取得したものとする。
ア200万円
イ150万円である
ウおよそ100万円と試算する
エ112.5万円
正解
イ.150万円である
定率法では各期の減価償却費=期首の未償却残高(帳簿価額)×償却率で計算する。1年目=800×0.250=200万円。2年目の期首帳簿価額は800−200=600万円なので、2年目=600×0.250=150万円となる。
?選択肢ごとの解説
ア ×1年目の減価償却費であり、問われている2年目の値ではない。
イ ○定率法では各期の減価償却費=期首の未償却残高(帳簿価額)×償却率で計算する。1年目=800×0.250=200万円。2年目の期首帳簿価額は800−200=600万円なので、2年目=600×0.250=150万円となる。
ウ ×取得原価ではなく別の残高に償却率を掛けた、あるいは定額法的に処理した誤った値。
エ ×3年目((600−150)×0.25=112.5万円)の値で、期を1つ進めすぎた誤り。
✎くわしく
定率法は初期に多く償却し後年になるほど償却費が逓減する。各期は未償却残高に同じ償却率を掛けるため、毎期一定額となる定額法と対照的である。早期に費用化することで投資回収初期の節税効果が大きい点が特徴である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
定率法は『残高×率』を年ごとに積み上げる。問われた年まで未償却残高を更新しながら計算する。
覚え方
『定率は残りに同じ率、定額は原価を均等割り』と対で覚える。
よくある誤り
定率法でも取得原価に毎年償却率を掛けてしまう(これは誤り)。掛ける対象は前期末の未償却残高である点を徹底する。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0090