基本情報技術者試験「回転率」の問題
ある企業の年間売上高が1億2,000万円、総資本が6,000万円であるとき、総資本回転率は何回か。
ア0.5回
イ6回
ウ2回である
エ3回と試算する
正解
ウ.2回である
総資本回転率は、投下した総資本を1年間に何回売上として回収したかを示す効率指標で、売上高÷総資本で求める。12,000万円÷6,000万円=2回となり、資本が年2回転していることを表す。
?選択肢ごとの解説
ア ×総資本を売上高で割った逆数(6,000÷12,000=0.5)で、分子分母を逆にした誤り。
イ ×売上高1億2,000万円を1,000万円台の別基数で割るなど桁を取り違えた誤った値。
ウ ○総資本回転率は、投下した総資本を1年間に何回売上として回収したかを示す効率指標で、売上高÷総資本で求める。12,000万円÷6,000万円=2回となり、資本が年2回転していることを表す。
エ ×総資本を4,000万円と読み違えるなど分母を取り違えた場合に出る誤り。
✎くわしく
総資本回転率は資産の利用効率を示し、これにROS(売上高利益率)を掛けるとROA(総資本利益率)に分解できる(デュポン分解)。回転率が高いほど少ない資本で多くの売上を生み、資本効率がよいことを意味する。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『回転率はフロー÷ストック』を在庫回転率と同じく適用する。回数なので大きいほど効率的、と方向で検算する。
覚え方
『資本が何回売上に化けたか=売上÷資本』と覚える。
よくある誤り
分子分母を逆にして回転率の逆数を求めてしまう。回転率は必ずフロー(売上高)÷ストック(資本)である。
企業活動の他の問題
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)において、市場成長率が低く市場占有率が高い事業の特徴として、適切なものはどれか…ある製品の販売価格が1個1,000円、1個当たりの変動費が600円、固定費が年間800,000円であるとき、損益分岐点におけ…ある商品の年間売上原価が4,800万円、平均在庫高が600万円であるとき、この商品の年間の在庫回転率は何回か。財務諸表に関する記述として、適切なものはどれか。取得原価500万円、残存価額0円、耐用年数5年の設備を定額法で減価償却するとき、1年当たりの減価償却費は何万円か。当期純利益が240万円、自己資本が3,000万円、総資産が8,000万円である企業の自己資本利益率(ROE)は何%か。
この問題を、AIの8-ways解説つきで。
無料ではじめる →基本情報技術者試験の演習を、一問ごとに「なぜ」まで。まずは無料で。
ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0089