基本情報技術者試験「損益分岐点分析」の問題
ある企業の実際の売上高が8,000万円、損益分岐点売上高が6,000万円であるとき、安全余裕率は何%か。
ア75%
イおよそ33%と概算する
ウ60%と見積もる
エ25%である
正解
エ.25%である
安全余裕率は、実際の売上高が損益分岐点からどれだけ上回っているかを実際売上に対する割合で示す。(8,000−6,000)÷8,000=2,000÷8,000=0.25=25%となり、売上が25%減ると損益分岐点に達することを意味する。
?選択肢ごとの解説
ア ×損益分岐点比率(損益分岐点売上÷実際売上=6,000÷8,000=75%)であり、安全余裕率とは別の指標。
イ ×差額2,000を損益分岐点売上6,000で割った約33%で、分母を実際売上にすべきところを誤っている。
ウ ×損益分岐点売上を別の基準で割るなど分母の取り違えで得られる誤った値。
エ ○安全余裕率は、実際の売上高が損益分岐点からどれだけ上回っているかを実際売上に対する割合で示す。(8,000−6,000)÷8,000=2,000÷8,000=0.25=25%となり、売上が25%減ると損益分岐点に達することを意味する。
✎くわしく
安全余裕率と損益分岐点比率は補数の関係にあり、両者を足すと100%になる(25%+75%=100%)。安全余裕率が高いほど売上減少に対する耐性が高く、収益の安定性を示す。固定費削減や限界利益率の改善で安全余裕率は高まる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『安全余裕率+損益分岐点比率=100%』を使えば検算できる。差額を実際売上で割る、と分母を固定する。
覚え方
『今の売上からどれだけ落ちても平気か=実際売上を分母に』と覚える。
よくある誤り
分母に損益分岐点売上を置いてしまう。安全余裕率の分母は必ず実際(現状)の売上高である。損益分岐点比率との混同にも注意。
企業活動の他の問題
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)において、市場成長率が低く市場占有率が高い事業の特徴として、適切なものはどれか…ある製品の販売価格が1個1,000円、1個当たりの変動費が600円、固定費が年間800,000円であるとき、損益分岐点におけ…ある商品の年間売上原価が4,800万円、平均在庫高が600万円であるとき、この商品の年間の在庫回転率は何回か。財務諸表に関する記述として、適切なものはどれか。取得原価500万円、残存価額0円、耐用年数5年の設備を定額法で減価償却するとき、1年当たりの減価償却費は何万円か。当期純利益が240万円、自己資本が3,000万円、総資産が8,000万円である企業の自己資本利益率(ROE)は何%か。
この問題を、AIの8-ways解説つきで。
無料ではじめる →基本情報技術者試験の演習を、一問ごとに「なぜ」まで。まずは無料で。
ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0086