基本情報技術者試験「原価計算」の問題
製品の製造に関する原価のうち、特定の製品にどれだけ使われたかを直接的に跡づけられる原価を何と呼ぶか。
ア特定の製品に直接は跡づけられない製造間接費
イ固定費
ウ販売費及び一般管理費
エ製造直接費
正解
エ.製造直接費
製造直接費は、ある製品にいくら使われたかを直接的に把握できる原価で、直接材料費・直接労務費・直接経費が該当する。題幹の『特定の製品に直接跡づけられる』が製造直接費の定義に一致する。
?選択肢ごとの解説
ア ×複数製品に共通発生し配賦が必要なのは製造間接費であり、直接跡づけられる直接費とは対概念である。
イ ×固定費は操業度との関係による分類で、特定製品への跡づけ可否で分ける直接費・間接費とは別の分類軸である。
ウ ×販売費及び一般管理費は製造原価ではなく販売・管理の費用で、製品の製造原価そのものではない。
エ ○製造直接費は、ある製品にいくら使われたかを直接的に把握できる原価で、直接材料費・直接労務費・直接経費が該当する。題幹の『特定の製品に直接跡づけられる』が製造直接費の定義に一致する。
✎くわしく
原価は形態別(材料費・労務費・経費)と、製品への跡づけ可否による分類(直接費・間接費)など複数の観点で分類される。製造間接費は配賦基準(機械稼働時間や直接作業時間など)で各製品へ割り当てる。直接費・間接費の区別は製品別原価計算の精度に直結する。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『特定の製品に直接結びつけられるか』を基準に判断する。共通発生で配賦が要るなら間接費、直接たどれるなら直接費。
覚え方
『直接費=この製品にいくら、と指させる』『間接費=みんなで使い後で配分』とイメージで対比する。
よくある誤り
直接費・間接費の分類軸と、固定費・変動費の分類軸を混同する。跡づけ可否か操業度連動かで軸が異なる。
企業活動の他の問題
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)において、市場成長率が低く市場占有率が高い事業の特徴として、適切なものはどれか…ある製品の販売価格が1個1,000円、1個当たりの変動費が600円、固定費が年間800,000円であるとき、損益分岐点におけ…ある商品の年間売上原価が4,800万円、平均在庫高が600万円であるとき、この商品の年間の在庫回転率は何回か。財務諸表に関する記述として、適切なものはどれか。取得原価500万円、残存価額0円、耐用年数5年の設備を定額法で減価償却するとき、1年当たりの減価償却費は何万円か。当期純利益が240万円、自己資本が3,000万円、総資産が8,000万円である企業の自己資本利益率(ROE)は何%か。
この問題を、AIの8-ways解説つきで。
無料ではじめる →基本情報技術者試験の演習を、一問ごとに「なぜ」まで。まずは無料で。
ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0082