基本情報技術者試験「貸借対照表(B/S)の構造」の問題
貸借対照表(B/S)に関する記述として、適切なものはどれか。
ア借方に計上した資産の合計は、貸方の負債と純資産の合計に一致する。
イ一定期間の収益と費用を対応させ、その差額として当期純利益を表示する。
ウ現金の収入と支出を営業・投資・財務の三区分で表し、現金の増減を示す。
エ純資産は必ず負債を上回り、自己資本比率は常に50%を超える。
正解
ア.借方に計上した資産の合計は、貸方の負債と純資産の合計に一致する。
貸借対照表は左側に資産、右側に負債と純資産を配置し、資産=負債+純資産という恒等式が成り立つ。借方合計と貸方合計が必ず一致する貸借平均の原理が、本選択肢の内容に一致する。
?選択肢ごとの解説
ア ○貸借対照表は左側に資産、右側に負債と純資産を配置し、資産=負債+純資産という恒等式が成り立つ。借方合計と貸方合計が必ず一致する貸借平均の原理が、本選択肢の内容に一致する。
イ ×収益と費用の差額で利益を示すのは損益計算書(P/L)の説明であり、貸借対照表の役割ではない。
ウ ×現金の増減を営業・投資・財務の三区分で示すのはキャッシュフロー計算書であり、B/Sではない。
エ ×純資産が負債を必ず上回るとは限らず、自己資本比率は企業により様々で常に50%超とは言えない誤り。
✎くわしく
財務三表は役割が異なり、貸借対照表は一時点の財政状態(資産・負債・純資産)、損益計算書は一定期間の経営成績(利益)、キャッシュフロー計算書は一定期間の現金の動きを示す。B/Sの『資産=負債+純資産』は複式簿記の根幹をなす等式である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『資産=負債+純資産』『借方=貸方』が出たらB/S。利益・収益費用ならP/L、現金の区分ならCF計算書と切り分ける。
覚え方
『B/Sは左右が必ず釣り合うバランスシート』と天秤のイメージで覚える。
よくある誤り
B/SとP/Lの役割を取り違える。B/Sは『ある時点の財産の状態』、P/Lは『期間の儲け』と時点か期間かで区別する。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0079