基本情報技術者試験「財務指標(自己資本比率)」の問題
ある企業の総資産が8,000万円、負債が5,000万円であるとき、自己資本比率は何%か。なお自己資本は純資産に等しいものとする。
ア62.5%
イ37.5%
ウ60%
エ166.7%
正解
イ.37.5%
自己資本は総資産から負債を引いて求める(8,000−5,000=3,000万円)。自己資本比率=自己資本÷総資産×100=3,000÷8,000×100=37.5%となり、総資産のうち返済不要の自己資本が占める割合を示す。
?選択肢ごとの解説
ア ×負債÷総資産(5,000÷8,000=62.5%)で、これは負債比率に近い値であり自己資本の割合ではない。
イ ○自己資本は総資産から負債を引いて求める(8,000−5,000=3,000万円)。自己資本比率=自己資本÷総資産×100=3,000÷8,000×100=37.5%となり、総資産のうち返済不要の自己資本が占める割合を示す。
ウ ×自己資本を負債で割る(3,000÷5,000=60%)もので、分母に総資産ではなく負債を用いた誤り。
エ ×負債を自己資本で割る(5,000÷3,000=166.7%)もので、負債比率を求めてしまった誤りである。
✎くわしく
自己資本比率は長期的な財務安全性を示し、高いほど借入依存が低く倒産しにくいとされる。総資産=負債+純資産(自己資本)の関係を押さえれば、自己資本=総資産−負債で導ける。流動比率が短期安全性を見るのに対し、自己資本比率は資本構成の健全性を見る指標である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
分子に何を置くかを先に確認する。自己資本比率なら分子は自己資本(=総資産−負債)、分母は総資産。
覚え方
『自己資本比率=自前の元手が総資産に占める割合、高いほど丈夫』と覚える。
よくある誤り
負債÷総資産を自己資本比率と取り違える。求めるのは『自己資本』の割合であり、まず自己資本=総資産−負債を計算する。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0077