基本情報技術者試験「製造原価の計算」の問題
当期の製造に要した費用が、材料費1,800万円、労務費1,200万円、経費600万円であり、期首仕掛品が400万円、期末仕掛品が300万円であるとき、当期製品製造原価は何万円か。
ア3,600万円
イ3,700万円
ウ37,000万円
エ370万円
正解
イ.3,700万円
当期総製造費用は材料費1,800+労務費1,200+経費600=3,600万円。これに期首仕掛品400万円を加え、未完成の期末仕掛品300万円を差し引くと、当期製品製造原価=3,600+400−300=3,700万円となる。
?選択肢ごとの解説
ア ×当期総製造費用3,600万円のままで、仕掛品の調整(期首加算・期末減算)を行っていない誤り。
イ ○当期総製造費用は材料費1,800+労務費1,200+経費600=3,600万円。これに期首仕掛品400万円を加え、未完成の期末仕掛品300万円を差し引くと、当期製品製造原価=3,600+400−300=3,700万円となる。
ウ ×金額の桁を一つ多く取り違えた過大な値で、3,600+400−300の計算結果と一致しない。
エ ×正しい3,700万円の桁を取り違えて1桁少なく書いた誤りで、桁の扱いを誤っている。
✎くわしく
製造原価は材料費・労務費・経費の3要素から成り、当期総製造費用に期首仕掛品を加え期末仕掛品を控除して当期製品製造原価を求める。仕掛品は未完成品であり、完成して製品となった分だけを原価に振り替える考え方が基礎にある。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『総製造費用+期首仕掛品−期末仕掛品=当期製品製造原価』の式を先に書き、数値を当てはめる。
覚え方
『期首は足して期末は引く』を在庫計算の共通ルールとして覚える。
よくある誤り
仕掛品の加減方向を誤る。完成品原価には『期首の作りかけ』を含め、『期末の作りかけ』は除く、と在庫の流れで考える。
企業活動の他の問題
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)において、市場成長率が低く市場占有率が高い事業の特徴として、適切なものはどれか…ある製品の販売価格が1個1,000円、1個当たりの変動費が600円、固定費が年間800,000円であるとき、損益分岐点におけ…ある商品の年間売上原価が4,800万円、平均在庫高が600万円であるとき、この商品の年間の在庫回転率は何回か。財務諸表に関する記述として、適切なものはどれか。取得原価500万円、残存価額0円、耐用年数5年の設備を定額法で減価償却するとき、1年当たりの減価償却費は何万円か。当期純利益が240万円、自己資本が3,000万円、総資産が8,000万円である企業の自己資本利益率(ROE)は何%か。
この問題を、AIの8-ways解説つきで。
無料ではじめる →基本情報技術者試験の演習を、一問ごとに「なぜ」まで。まずは無料で。
ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0075