基本情報技術者試験「PERTの業務応用」の問題
あるプロジェクトの作業はAから始まり、A(3日)の後にBとCに分岐する。Bルートは B(5日)→D(4日)→F(6日)、Cルートは C(2日)→E(8日)→F(6日) で、BルートとCルートはFで合流する。Fはその両方が完了してから開始できる。このプロジェクト全体の最短完了日数は何日か。
ア18日(A-B-D-Fの経路長)
イ19日(最長経路A-C-E-F)
ウ23日(合流を二重計上した誤り)
エ17日
正解
イ.19日(最長経路A-C-E-F)
PERTでは各経路の所要日数を求め、その最大値(クリティカルパス)が全体の最短完了日数となる。Fは両ルートの完了後に開始するため、A→B→D→F=3+5+4+6=18日、A→C→E→F=3+2+8+6=19日のうち長い方が支配する。よって最短完了日数は19日である。
?選択肢ごとの解説
ア ×18日はA→B→D→Fの経路の所要日数で、より長いA→C→E→Fを見落とした値である。
イ ○PERTでは各経路の所要日数を求め、その最大値(クリティカルパス)が全体の最短完了日数となる。Fは両ルートの完了後に開始するため、A→B→D→F=3+5+4+6=18日、A→C→E→F=3+2+8+6=19日のうち長い方が支配する。よって最短完了日数は19日である。
ウ ×23日は2つの経路の重複部分(AとF)を二重計上するなど、合流を正しく扱わずに足し合わせた過大値である。
エ ×17日はいずれの経路の合計とも一致せず、各作業日数の加算を誤った値である。
✎くわしく
クリティカルパスはプロジェクト全体の所要期間を決定する最長経路であり、この経路上の作業が1日遅れると全体が1日遅れる。クリティカルパス以外の経路には余裕(フロート)があり、合流点では全先行作業の完了を待つため最遅の経路が律速となる。日程短縮はクリティカルパス上の作業を縮める必要がある。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
分岐・合流のあるネットワークでは、始点から終点までの全経路の所要日数を列挙し、その最大値を答える。最大の経路がクリティカルパスである。
覚え方
『一番長い道がプロジェクトの足を引っ張る=クリティカルパス』と最長経路で覚える。
よくある誤り
最短経路と取り違えて所要日数の小さい経路を選んでしまう。全体完了は『最も長い経路』で決まる点を徹底する。合流作業は全先行完了を待つことも忘れない。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0066