企業活動

基本情報技術者試験リーダーシップ論(PM理論)」の問題

ストラテジ系企業活動難易度:normal
三隅二不二が提唱したPM理論では、リーダーの行動を二つの機能の組合せで類型化する。この二つの機能の組合せとして、最も適切なものはどれか。
金銭的報酬を与える機能と、罰を与える機能の二つで類型化する。
目標達成を促す機能(P機能)と、集団をまとめ人間関係を維持する機能(M機能)の二つで類型化する。
製品の生産性を高める機能と、設備を保全する機能の二つで類型化する。
市場を分析する機能と、競合に対抗する機能の二つで類型化する。
正解
目標達成を促す機能(P機能)と、集団をまとめ人間関係を維持する機能(M機能)の二つで類型化する。

PM理論は、リーダーの行動を目標達成・課題遂行を促すP機能(Performance)と、集団の人間関係を整え団結を保つM機能(Maintenance)の二つに分け、その強弱の組合せでPM型・Pm型・pM型・pm型に類型化する。題幹の『目標達成機能』『集団維持機能』が定義に一致する。

?選択肢ごとの解説

ア ×報酬と罰による動機づけは交換型(取引型)リーダーシップなどの考え方で、PM理論の二機能とは異なる。
イ ○PM理論は、リーダーの行動を目標達成・課題遂行を促すP機能(Performance)と、集団の人間関係を整え団結を保つM機能(Maintenance)の二つに分け、その強弱の組合せでPM型・Pm型・pM型・pm型に類型化する。題幹の『目標達成機能』『集団維持機能』が定義に一致する。
ウ ×生産性向上と設備保全は生産管理の概念であり、リーダーシップ行動を分類するPM理論とは無関係である。
エ ×市場分析と競合対抗は経営戦略の活動であり、リーダーの集団内行動を扱うPM理論の二機能ではない。

くわしく

PM理論は、両機能がともに強いPM型が最も望ましいとする。これは課題志向と人間関係志向の二軸でリーダー行動を捉える点で、オハイオ研究の『構造づくり・配慮』やマネジリアル・グリッドと共通する発想を持つ。状況により最適なスタイルが変わるとする状況適合理論へも発展する。

本番での押さえどころ

試験のコツ

『目標達成』と『集団維持(人間関係)』の二軸が出たらPM理論。報酬・罰の軸や戦略の軸は別の理論。

覚え方

『P=Performance(成果)、M=Maintenance(まとまり)』と頭文字で機能を覚える。

よくある誤り

PをProduct(製品)、MをMarket(市場)などと取り違える。P=Performance(目標達成)、M=Maintenance(集団維持)と正しく対応づける。

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【基本情報技術者試験】リーダーシップ論(PM理論)の問題 — 解答・解説|ukamiru 過去問