基本情報技術者試験「マトリックス組織」の問題
マトリックス組織の特徴として、最も適切なものはどれか。
ア機能別と事業別など二つの軸で編成し、各メンバが二系統の指揮命令を同時に受ける。
イ上位から下位へ一本の指揮命令系統だけが貫く、最も単純で伝統的とされるライン組織である。
ウ利益責任を負う独立した事業部を製品別に並列に並べた組織である。
エ課題ごとに必要な人材を集め、解決後に解散する一時的な組織である。
正解
ア.機能別と事業別など二つの軸で編成し、各メンバが二系統の指揮命令を同時に受ける。
マトリックス組織は、機能(職能)軸と事業(製品・地域・プロジェクト)軸を格子状に組み合わせ、各メンバが機能部門長と事業部門長の二系統の指揮命令を同時に受ける。題幹の『二つの軸』『二系統の指揮命令』が特徴に一致する。
?選択肢ごとの解説
ア ○マトリックス組織は、機能(職能)軸と事業(製品・地域・プロジェクト)軸を格子状に組み合わせ、各メンバが機能部門長と事業部門長の二系統の指揮命令を同時に受ける。題幹の『二つの軸』『二系統の指揮命令』が特徴に一致する。
イ ×上位から下位へ一本の命令系統が貫くのはライン組織(命令一元化)の説明で、二元的なマトリックスとは正反対である。
ウ ×利益責任を持つ事業部を並列に並べるのは事業部制の説明で、二軸で交差させるマトリックスとは構造が異なる。
エ ×課題解決後に解散する一時的組織はプロジェクト組織の説明で、恒常的に二軸を維持するマトリックスとは異なる。
✎くわしく
マトリックス組織は人材や専門性を複数事業で柔軟に共有できる利点がある一方、二人の上司の指示が衝突する『ワンマン・ワンボス原則』の崩れや責任の所在の曖昧化という短所を抱える。調整コストが高くなりやすい点が運用上の課題である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『二つの軸』『二人の上司』『指揮命令の二元化』が出たらマトリックス組織を選ぶ。命令一元化と書かれていれば誤り。
覚え方
『マトリックス=格子。縦と横が交差する点に一人が立つ』と表のイメージで覚える。
よくある誤り
マトリックス組織とプロジェクト組織を混同する。マトリックスは恒常的に二軸を維持、プロジェクトは目的達成後に解散、という存続期間の違いが鍵。
企業活動の他の問題
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)において、市場成長率が低く市場占有率が高い事業の特徴として、適切なものはどれか…ある製品の販売価格が1個1,000円、1個当たりの変動費が600円、固定費が年間800,000円であるとき、損益分岐点におけ…ある商品の年間売上原価が4,800万円、平均在庫高が600万円であるとき、この商品の年間の在庫回転率は何回か。財務諸表に関する記述として、適切なものはどれか。取得原価500万円、残存価額0円、耐用年数5年の設備を定額法で減価償却するとき、1年当たりの減価償却費は何万円か。当期純利益が240万円、自己資本が3,000万円、総資産が8,000万円である企業の自己資本利益率(ROE)は何%か。
この問題を、AIの8-ways解説つきで。
無料ではじめる →基本情報技術者試験の演習を、一問ごとに「なぜ」まで。まずは無料で。
ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0053