システム戦略

基本情報技術者試験BIとデータ活用」の問題

ストラテジ系システム戦略難易度:normal
企業内に蓄積された大量のデータを目的別に整理して保管し、多角的に分析して経営の意思決定に役立てる仕組みとして、適切なものはどれか。
取引を即時に記録するトランザクション処理システム
分析基盤として主題別に集積するデータウェアハウス
利用者の問合せに窓口対応するヘルプデスク
帳票を電子化して保管する文書管理システム
正解
分析基盤として主題別に集積するデータウェアハウス

データウェアハウス(DWH)は、業務システムのデータを分析目的で主題別・時系列に整理して蓄積した基盤で、BIツールやデータマイニングと組み合わせ、多角的な分析で経営判断を支援する。題幹の『目的別に整理・多角的に分析』に合致する。

?選択肢ごとの解説

ア ×トランザクション処理システムは日々の取引を即時に記録・更新する基幹処理(OLTP)で、分析よりも正確な記録が目的である。
イ ○データウェアハウス(DWH)は、業務システムのデータを分析目的で主題別・時系列に整理して蓄積した基盤で、BIツールやデータマイニングと組み合わせ、多角的な分析で経営判断を支援する。題幹の『目的別に整理・多角的に分析』に合致する。
ウ ×ヘルプデスクは利用者の問合せに対応する窓口機能で、データ分析の基盤ではない。
エ ×文書管理システムは文書・帳票の保管と検索を担う仕組みで、数値データの多角分析を目的としない。

くわしく

BI(ビジネスインテリジェンス)は蓄積データを分析し意思決定に活かす取組み全体を指し、その基盤がDWHである。DWHから特定部門向けに切り出したものがデータマート、相関やパターンを発見する手法がデータマイニング、多次元分析がOLAPである。記録目的のOLTPと分析目的のOLAPの対比が理解の鍵となる。

本番での押さえどころ

試験のコツ

『分析・意思決定のためにデータを集めて整理』とあればDWH/BI。『日々の取引を即時記録』ならトランザクション処理を疑う。

覚え方

『ウェアハウス=倉庫、分析用にデータを在庫しておく』と倉庫のイメージで覚える。

よくある誤り

記録のための業務システム(OLTP)と分析のためのDWH(OLAP)を混同する。目的が『記録』か『分析』かで区別する。

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