基本情報技術者試験「在庫管理」の問題
年間需要量が3,600個、1回当たりの発注費用が400円、1個を1年間保管する在庫保管費用が8円であるとき、経済的発注量(EOQ)は何個か。
ア45個(桁を誤って小さくした値)
イ1,200個(平方根を取り忘れた過大な値)
ウ3,600個(年間需要量をそのまま答えた誤り)
エ600個(公式どおり算出した値)
正解
エ.600個(公式どおり算出した値)
経済的発注量(EOQ)は発注費用と保管費用の合計が最小となる1回の発注量で、EOQ=√(2DS/H)(D=年間需要量、S=1回発注費用、H=1個年間保管費用)で求める。√(2×3,600×400÷8)=√360,000=600個となる。
?選択肢ごとの解説
ア ×平方根を取った後さらに何かで割るなど、桁を取り違えた小さすぎる誤った値である。
イ ×平方根を取り忘れて中身を別の値で割った場合などに生じる過大な値である。
ウ ×3,600個は年間需要量をそのまま答えた値で、1回当たりの最適発注量を求める計算をしていない誤りである。
エ ○経済的発注量(EOQ)は発注費用と保管費用の合計が最小となる1回の発注量で、EOQ=√(2DS/H)(D=年間需要量、S=1回発注費用、H=1個年間保管費用)で求める。√(2×3,600×400÷8)=√360,000=600個となる。
✎くわしく
EOQモデルは発注回数を増やすと発注費用が増え保管費用が減る、というトレードオフの均衡点を求める。発注費用と保管費用が等しくなる量が最小費用点であり、その解析解が√(2DS/H)である。需要や費用が変動すると最適発注量も変わるため、定期的な見直しが必要となる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
EOQは『√(2DS/H)』を機械的に当てはめ、最後に必ず平方根を取る。単位(年間・1回・1個)の対応も確認する。
覚え方
『2DS割るH、最後にルート』と呪文で順序を固定する。
よくある誤り
平方根を取り忘れる、またはD・S・Hの当てはめを誤る。式の分子は2×需要×発注費用、分母は保管費用と固定して覚える。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0041