基本情報技術者試験「ベンチマーキング」の問題
自社の製品・サービスや業務プロセスを、業界の最も優れた企業や他業種の優良事例と定量的に比較し、その差を分析して改善につなげる手法はどれか。
ア市場での相対的位置づけを定めるポジショニング
イ業務を抜本的に作り直すリエンジニアリング
ウ現場で小改善を積み重ねるカイゼン活動
エ基準とする他社水準に照らすベンチマーキング
正解
エ.基準とする他社水準に照らすベンチマーキング
ベンチマーキングは、業界最良の企業や他業種の優良事例(ベストプラクティス)を基準として自社の指標やプロセスと定量的に比較し、ギャップとその原因を分析して改善に活かす手法である。題幹の『優良事例と比較』『差を分析』が定義に一致する。
?選択肢ごとの解説
ア ×ポジショニングは市場における自社製品の相対的位置を定める活動で、業務改善のための比較分析とは目的が異なる。
イ ×リエンジニアリング(BPR)は業務プロセスを抜本的に作り直す手法で、他社との比較分析そのものではない。
ウ ×カイゼンは自社の現場で小さな改善を継続的に積み上げる活動で、外部の優良事例との比較を主目的としない。
エ ○ベンチマーキングは、業界最良の企業や他業種の優良事例(ベストプラクティス)を基準として自社の指標やプロセスと定量的に比較し、ギャップとその原因を分析して改善に活かす手法である。題幹の『優良事例と比較』『差を分析』が定義に一致する。
✎くわしく
ベンチマーキングは比較対象により、競合・社内(部門間)・機能(異業種の同種業務)などに分類される。単なる数値比較で終わらず、優れた結果を生むプロセスや仕組みを学び自社へ取り込む点に本質があり、BPRやTQMの改善活動と組み合わせて用いられる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『優良事例(ベストプラクティス)と比較』『差を分析して改善』が出たらベンチマーキング。抜本再設計ならBPRを疑う。
覚え方
『ベンチマーク=基準点。優等生を基準に自分を測る』と物差しのイメージで覚える。
よくある誤り
ベンチマーキングを単なる順位づけや競合調査と捉える。差の『原因となるプロセス』を分析し改善に結びつける点が本質である。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0023