基本情報技術者試験「バランススコアカード(BSC)」の問題
バランススコアカード(BSC)が経営戦略を評価・管理するために用いる4つの視点の組合せとして、適切なものはどれか。
ア政治・経済・社会・技術というマクロ環境の各視点
イ市場顧客・競合・自社の各視点
ウ財務・顧客・業務プロセス・学習と成長の各視点
エ強み・弱み・機会・脅威の各視点
正解
ウ.財務・顧客・業務プロセス・学習と成長の各視点
バランススコアカードは、財務の視点・顧客の視点・業務プロセスの視点・学習と成長の視点という4つの視点で戦略を多面的に評価・管理する。財務指標に偏らず非財務指標もバランスよく扱う点が特徴で、題幹の4視点はこの組合せである。
?選択肢ごとの解説
ア ×政治・経済・社会・技術はPEST分析のマクロ環境4要因であり、BSCの視点ではない。
イ ×市場・顧客・競合・自社は3C(に近い要素)であり、戦略評価の枠組みであるBSCの4視点とは別物である。
ウ ○バランススコアカードは、財務の視点・顧客の視点・業務プロセスの視点・学習と成長の視点という4つの視点で戦略を多面的に評価・管理する。財務指標に偏らず非財務指標もバランスよく扱う点が特徴で、題幹の4視点はこの組合せである。
エ ×強み・弱み・機会・脅威はSWOT分析の4区分であり、業績評価の視点を扱うBSCとは目的が異なる。
✎くわしく
BSCは過去の結果を示す財務指標(遅行指標)と、将来の成果を生む顧客・プロセス・学習の非財務指標(先行指標)を因果連鎖で結ぶ点に意義がある。戦略マップで視点間の因果を可視化し、各視点にKPIを設定して戦略の実行を管理する。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
BSCの4視点は『財務・顧客・(内部)業務プロセス・学習と成長』と固定で暗記する。環境分析の4要因とは目的が違う。
覚え方
『お金(財務)・お客(顧客)・現場(プロセス)・人の育ち(学習と成長)』と4つを身近な語で覚える。
よくある誤り
BSCの4視点と他フレームワーク(PEST/3C/SWOT)の4区分を取り違える。BSCは『業績評価の視点』であることを軸に判別する。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a1-0021