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基本情報技術者試験関係代数」の問題

テクノロジ系データベース難易度:normal
同じ属性構成をもつ関係RとSがある。Rには存在するがSには存在しないタプルだけを取り出す関係代数の演算はどれか。
両方の関係に共通して存在するタプルを取り出す共通集合(積集合)演算
両方の関係の全タプルを重複を除いて合わせる和集合演算
二つの関係のタプルをすべての組合せで連結する直積演算
一方の関係から他方に含まれるタプルを取り除く差集合演算
正解
一方の関係から他方に含まれるタプルを取り除く差集合演算

差集合R-Sは、RのタプルのうちSに含まれないものだけを残す演算である。『Rにあるがbにない』という設問の条件に正確に一致するため正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×共通集合は両方に共通するタプルを取り出す演算で、Rにのみ存在するタプルを残す差集合とは結果が逆方向である。
イ ×和集合は両関係のタプルを合わせる演算で、片方だけにあるタプルを抽出する差集合とは目的が異なる。
ウ ×直積は二関係のタプルを総当たりで連結し属性数も増やす演算で、同一属性構成での差を取る本問とは性質が全く異なる。
エ ○差集合R-Sは、RのタプルのうちSに含まれないものだけを残す演算である。『Rにあるがbにない』という設問の条件に正確に一致するため正しい。

くわしく

和・差・積(共通集合)は両関係の属性構成が一致(和両立)している必要がある。直積だけは属性構成が異なってよく属性が連結される。差集合R-SとS-Rは一般に異なる(非可換)点も要注意である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

『共通=両方にある』『和=どちらかにある』『差=一方だけにある』『直積=総当たり連結』と一語で対応づける。

覚え方

差集合は『Rから、Sと重なる分を引き算する』と算術の引き算になぞらえて覚える。

よくある誤り

差集合と共通集合を取り違える、または差集合を可換と誤解する誤りが多い。R-SとS-Rは異なる。

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