データベース

基本情報技術者試験データモデル」の問題

テクノロジ系データベース難易度:normal
データベース設計における概念データモデル、論理データモデル、物理データモデルの関係として最も適切なものはどれか。
業務視点で抽象化し、方式向けの構造へ写像し、最後に格納・索引を定める順に詳細化する
実装段階から始め、続いてE-R図を描き、最後に最も抽象的な段階で完成させる順に進める
製品依存の段階が中間にあり、表領域やページサイズの決定が最も抽象的な段階に当たる
三つは呼称が違うだけで内容は同一であり、工程上の違いは存在しない
正解
業務視点で抽象化し、方式向けの構造へ写像し、最後に格納・索引を定める順に詳細化する

設計は抽象から具体へ進む。概念モデルが実体と関連を業務視点で捉え、論理モデルが関係表など方式に依存する構造へ写像し、物理モデルが格納方式・索引・領域を定める。この段階構成が正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ○設計は抽象から具体へ進む。概念モデルが実体と関連を業務視点で捉え、論理モデルが関係表など方式に依存する構造へ写像し、物理モデルが格納方式・索引・領域を定める。この段階構成が正しい。
イ ×順序が逆である。設計は概念→論理→物理と抽象から具体へ進むのであり、実装段階から始めて最後に抽象段階で完成させる流れは段階の前後を取り違えている。
ウ ×製品依存は物理モデルの特徴であり論理モデルではなく、表領域やページサイズは物理(最も具体的)設計の事項で抽象段階の内容ではない。役割の対応が逆転している。
エ ×三つは抽象度の異なる別工程であり、概念は業務視点、論理は方式視点、物理は実装視点と内容が明確に異なる。同一とする説明は誤りである。

くわしく

概念モデルはDBMSに依存せず対象世界を表現し、論理モデルは関係モデルなど特定方式に従いつつ製品には依存しない、物理モデルは特定製品上の格納・性能設計を扱う。この抽象度の階層が設計工程の骨格である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

『概念=何を、論理=どんな構造で、物理=どう格納するか』と問いの形で三段階を区別すると判定しやすい。

覚え方

概念→論理→物理を『構想→設計図→施工』と建築になぞらえ、抽象から具体への一方向と覚える。

よくある誤り

論理モデルと物理モデルの責務を逆に覚える、または概念モデルを実装段階と勘違いする誤りが多い。

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