基本情報技術者試験「キャッシュメモリ」の問題
キャッシュへの書込み方式のうちライトバック方式を、ライトスルー方式と対比して説明したものとして最も適切なものはどれか。
ア書込みのたびにキャッシュと主記憶の両方へ必ず同時に書き込み両者の内容を常に一致させ続ける
イ書込みはキャッシュにのみ行い、対象が追い出される時にまとめて主記憶へ反映する
ウ読出し時のみキャッシュを使い書込みは常に主記憶のみへ直接行う
エ書込み内容を一切キャッシュに保持せず必ず補助記憶へ即時保存する
正解
イ.書込みはキャッシュにのみ行い、対象が追い出される時にまとめて主記憶へ反映する
ライトバックは書込みをキャッシュ内だけで行い、変更されたブロック(ダーティ)が置換で追い出される時に主記憶へ書き戻す。主記憶への書込み回数を抑え高速だが整合管理が要る点で設問に一致し正しい。
?選択肢ごとの解説
ア ×書込みのたびにキャッシュと主記憶の両方へ同時に書くのはライトスルー方式の説明であり、ライトバックとは反対の動作である。
イ ○ライトバックは書込みをキャッシュ内だけで行い、変更されたブロック(ダーティ)が置換で追い出される時に主記憶へ書き戻す。主記憶への書込み回数を抑え高速だが整合管理が要る点で設問に一致し正しい。
ウ ×読出しのみキャッシュを使い書込みは主記憶のみに行う方式は一般的なキャッシュ書込み方式の分類に当てはまらず、ライトバックの説明にならない。
エ ×書込みをキャッシュに保持せず補助記憶へ即時保存するという説明はキャッシュの目的に反し、ライトバック方式の動作ではない。
✎くわしく
キャッシュ書込み方式はライトスルー(毎回主記憶も更新・整合容易だが低速)とライトバック(キャッシュのみ更新・追出し時に書戻し・高速だがダーティ管理が必要)に大別される。書込み頻度と整合性のトレードオフを理解するのが核心である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『スルー=書込みが主記憶まで通り抜ける(毎回)』『バック=後で書き戻す(追出し時)』と語感で対比して覚える。
覚え方
ライトバックは『後でまとめて書き戻す(back)』、ライトスルーは『その場で突き抜けて書く(through)』とイメージする。
よくある誤り
ライトスルーとライトバックを逆に覚える、ライトバックでも毎回主記憶へ書くと誤解する間違いが多い。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0166