コンピュータ構成要素

基本情報技術者試験RISCとCISC」の問題

テクノロジ系コンピュータ構成要素難易度:normal
RISCの設計思想をCISCと比較したとき、RISCの特徴として最も適切なものはどれか。
1つの命令で複雑な処理をまとめて行う高機能で可変長の命令を、種類豊富に数多くそろえている
マイクロプログラム制御を多用し命令ごとの所要クロックが大きく異なる
命令を単純で固定長にそろえ、1命令あたりの処理を小さくしてパイプライン化に適する
メモリ上のデータを直接演算する命令を中心に据えレジスタの使用を抑える
正解
命令を単純で固定長にそろえ、1命令あたりの処理を小さくしてパイプライン化に適する

RISCは命令の種類を絞り、単純で固定長の命令にそろえる。1命令の処理が小さく規則的なためパイプライン化しやすく高クロック化に向く。設問の特徴に合致するため正しい。

?選択肢ごとの解説

ア ×1命令で複雑な処理を行う高機能・可変長の命令を多数そろえるのはCISCの特徴であり、命令を絞り込むRISCとは逆である。
イ ×マイクロプログラム制御を多用し命令ごとのクロック数が大きく異なるのはCISCの特徴で、RISCは配線論理(ワイヤードロジック)で各命令を短く均一にする。
ウ ○RISCは命令の種類を絞り、単純で固定長の命令にそろえる。1命令の処理が小さく規則的なためパイプライン化しやすく高クロック化に向く。設問の特徴に合致するため正しい。
エ ×メモリ上のデータを直接演算する命令中心はCISC寄りで、RISCはロード/ストア方式を採りレジスタ上で演算するのが基本である。

くわしく

RISCは『命令を単純化し1命令を1クロック前後で実行、レジスタ間演算とパイプライン化で性能を稼ぐ』思想である。対してCISCは高機能命令でプログラムを短く書ける反面、命令長やクロック数が不揃いでパイプライン化が難しい。両者の設計トレードオフを理解することが核心である。

本番での押さえどころ

試験のコツ

RISCのRは『Reduced(縮小)』。命令を減らし単純化、と語頭から特徴を引き出す。可変長・高機能はCISC。

覚え方

RISC=『少数精鋭の単純命令』でパイプラインがスムーズ、CISC=『何でも屋の複雑命令』で1個が重い、と対で覚える。

よくある誤り

RISCとCISCの特徴を入れ替えて覚える誤りが多い。『RISC=単純・固定長・パイプライン向き』を軸に対比する。

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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a3-0153

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