基本情報技術者試験「見積技法」の問題
標準タスク法で開発工数を見積もる。1機能あたりの標準作業量を、設計2人日・製造3人日・試験1人日とする。対象機能が15機能あり、1人月=20人日として換算するとき、開発工数は何人月か。
ア3人月
イ6人月という結果になる
ウ4.5人月
エ9人
正解
ウ.4.5人月
標準タスク法は、標準化した作業単位ごとの工数を積み上げて全体を見積もる。1機能あたり設計2+製造3+試験1=6人日であり、15機能では6×15=90人日。1人月=20人日で割ると90÷20=4.5人月となる。
?選択肢ごとの解説
ア ×3人月は60人日(=4人日/機能×15など)としたり、試験や設計の一部を数え落とした場合に生じる過小な値である。
イ ×6人月は1人月を15人日として換算する(90÷15=6)など、人月換算の日数を取り違えた場合に生じる値である。
ウ ○標準タスク法は、標準化した作業単位ごとの工数を積み上げて全体を見積もる。1機能あたり設計2+製造3+試験1=6人日であり、15機能では6×15=90人日。1人月=20人日で割ると90÷20=4.5人月となる。
エ ×9人月は1機能あたりを12人日と倍に取り違える、または180人日と総量を二重計上した場合に生じる過大な値である。
✎くわしく
標準タスク法(積上げ法)は、作業を標準的なタスクへ分解し、各タスクの標準工数を機能数や件数だけ積み上げて総工数を得る手法である。WBSで作業を細分化したうえで使うと精度が高まる。本問は『1機能あたりの合計人日×機能数』で総人日を出し、人月換算係数(20人日/人月)で割るという二段階で求める。換算係数の取り違えが典型的な誤りである。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
標準タスク法は『単位工数×件数→総人日→人月換算』の手順。換算係数(何人日=1人月)を必ず確認する。
覚え方
標準タスク法=『1個あたりの手間×個数』を積み上げる、と単価×数量の積算でイメージする。
よくある誤り
1人月の日数(本問は20人日)を取り違えて割る誤りや、設計・製造・試験のいずれかを数え落とす誤りが多い。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0119