基本情報技術者試験「ソフトウェア見積り」の問題
あるシステムのファンクションポイント(FP)を見積もったところ、未調整FPは200であった。技術的複雑度を表す調整係数が0.95、開発生産性が1人月あたり10FPであるとき、このシステムの開発工数は何人月か。
ア約17人月
イ21人月
ウ8人月
エ19人月
正解
エ.19人月
ファンクションポイント法では、未調整FPに調整係数を乗じて調整済みFPを求める。200×0.95=190FPが調整済みFPであり、これを生産性10FP/人月で割ると190÷10=19人月が開発工数となる。
?選択肢ごとの解説
ア ×約17人月は調整係数を0.85程度と誤るか、計算過程で値を取り違えた場合に生じる誤答である。
イ ×21人月は調整係数を乗じ忘れて200÷10=20付近とした、あるいは1.05を掛けた場合などに生じる誤りである。
ウ ×8人月は調整済みFP(190)ではなく未調整FPの一部だけを用いるなど、規模の取り方を誤った場合に生じる過小な値である。
エ ○ファンクションポイント法では、未調整FPに調整係数を乗じて調整済みFPを求める。200×0.95=190FPが調整済みFPであり、これを生産性10FP/人月で割ると190÷10=19人月が開発工数となる。
✎くわしく
FP法の手順は『機能ごとのFP算出→未調整FP合計→調整係数で補正→調整済みFP→生産性で工数換算』である。調整係数は乗算で適用する点が重要で、加算や除算で扱うと誤る。生産性の単位(FP/人月)と工数(人月)の関係を、工数=FP÷生産性で押さえる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『工数=規模÷生産性』を基本式として暗記し、規模は必ず調整済みFPを使うと意識する。
覚え方
『未調整→係数を掛けて化粧(調整)→生産性で割って人月』という流れを一筆書きで覚える。
よくある誤り
調整係数を掛け忘れて未調整FPのまま工数換算する誤りが頻出。また生産性をFP×生産性と乗算してしまう単位の取り違えも多い。
開発技術の他の問題
アジャイル開発の手法であるスクラムにおいて、スプリントごとに動作するソフトウェアを開発チームが実際に作り上げ、その成果物をプ…ソフトウェアのテストにおいて、プログラムの内部構造には着目せず、入力に対する出力が仕様どおりであるかを検証する手法を採用した…ソフトウェアの企画から開発・運用・保守・廃棄までの各活動について、取得者と供給者が同じ言葉で役割や作業範囲を取り決められるよ…ある開発プロジェクトでは、要件定義・設計・実装・テストの各工程を上流から下流へ順に進め、前工程の成果物を承認してから次工程へ…開発対象を複数の部分に分け、各部分について計画・リスク分析・開発・評価の活動を繰り返し、評価のたびにリスクを見極めながら少し…システムの利用者(アクター)が、対象システムに対してどのような機能を要求し、どんな目的を達成できるかという外部から見た機能の…
この問題を、AIの8-ways解説つきで。
無料ではじめる →基本情報技術者試験の演習を、一問ごとに「なぜ」まで。まずは無料で。
ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0003