基本情報技術者試験「見積技法」の問題
あるプロジェクトで、21,000行のプログラムを35人月の工数で完成させた。このプロジェクトの開発生産性は1人月あたり何行か。
ア600行/人月
イ700
ウ525行/人月になる
エ735行/人月と求まる
正解
ア.600行/人月
生産性は単位工数あたりの成果量で、生産性=規模÷工数で求める。21,000行を35人月で割ると21,000÷35=600行/人月となる。これは1人が1か月で平均600行を作り上げたことを意味する。
?選択肢ごとの解説
ア ○生産性は単位工数あたりの成果量で、生産性=規模÷工数で求める。21,000行を35人月で割ると21,000÷35=600行/人月となる。これは1人が1か月で平均600行を作り上げたことを意味する。
イ ×700行/人月は工数を30人月と読み誤る(21,000÷30=700)など、分母を取り違えた場合に生じる過大な値である。
ウ ×525行/人月は工数を40人月とする(21,000÷40=525)など、工数を多めに取り違えた場合に生じる値である。
エ ×735行/人月は規模を25,725行とするなど、分子を読み誤った場合に生じる誤りである。
✎くわしく
生産性・規模・工数の三者は『規模=生産性×工数』『生産性=規模÷工数』『工数=規模÷生産性』という三つの形で結ばれる。求めたい量を左辺に置けば計算の向きを誤らない。生産性は過去案件の実績から算出し、新規見積りでは『工数=規模÷生産性』として再利用される基礎指標となる。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
生産性は『行÷人月』、工数は『行÷(行/人月)』。求める量の単位から割り算の向きを決める。
覚え方
生産性=成果÷労力。作った行数を費やした人月で割る、と『成果/労力』の形で覚える。
よくある誤り
工数÷規模と逆に割って単位を取り違える誤りが多い。求めるのは『行/人月』なので『行÷人月』と単位で確認する。
開発技術の他の問題
アジャイル開発の手法であるスクラムにおいて、スプリントごとに動作するソフトウェアを開発チームが実際に作り上げ、その成果物をプ…ソフトウェアのテストにおいて、プログラムの内部構造には着目せず、入力に対する出力が仕様どおりであるかを検証する手法を採用した…あるシステムのファンクションポイント(FP)を見積もったところ、未調整FPは200であった。技術的複雑度を表す調整係数が0.…ソフトウェアの企画から開発・運用・保守・廃棄までの各活動について、取得者と供給者が同じ言葉で役割や作業範囲を取り決められるよ…ある開発プロジェクトでは、要件定義・設計・実装・テストの各工程を上流から下流へ順に進め、前工程の成果物を承認してから次工程へ…開発対象を複数の部分に分け、各部分について計画・リスク分析・開発・評価の活動を繰り返し、評価のたびにリスクを見極めながら少し…
この問題を、AIの8-ways解説つきで。
無料ではじめる →基本情報技術者試験の演習を、一問ごとに「なぜ」まで。まずは無料で。
ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0117