開発技術

基本情報技術者試験見積技法」の問題

マネジメント系開発技術計算問題難易度:easy
あるプログラムの規模を30,000行(ステップ)と見積もった。開発生産性が1人月あたり500行であるとき、このプログラムの開発工数は何人月か。なお生産性以外の補正は考えないものとする。
15
45人月という見積り
60人月
75人月と算出される
正解
60人月

LOC法では工数=規模(行数)÷生産性(行/人月)で求める。規模30,000行を生産性500行/人月で割ると30,000÷500=60人月となる。設問は補正を考えないため、この除算がそのまま開発工数になる。

?選択肢ごとの解説

ア ×15人月は規模を生産性で割る向きを誤って30,000を2,000で割るなど、生産性の取り違えで生じる過小な値である。
イ ×45人月は生産性を約667行/人月と取り違える、または規模を22,500行と読み誤った場合などに生じる値である。
ウ ○LOC法では工数=規模(行数)÷生産性(行/人月)で求める。規模30,000行を生産性500行/人月で割ると30,000÷500=60人月となる。設問は補正を考えないため、この除算がそのまま開発工数になる。
エ ×75人月は生産性を400行/人月と低く取り違えた場合(30,000÷400=75)に生じる過大な値である。

くわしく

規模見積りから工数を得る基本式は『工数=規模÷生産性』であり、単位の整合(行÷(行/人月)=人月)を確認すると向きを間違えにくい。生産性が下がるほど同じ規模でも工数は増える反比例の関係にある。実務では言語や難易度に応じた補正を加えるが、本問のように補正なしの場合は単純な除算で求まる。

本番での押さえどころ

試験のコツ

『工数=規模÷生産性』を暗記し、割り算の向きは単位がそろうかで検算する。

覚え方

生産性は『1人月で何行作れるか』。総行数をその能率で割れば必要人月、と日常の作業量計算で覚える。

よくある誤り

規模×生産性と乗算してしまう向きの誤りが頻出する。単位を『行÷(行/人月)』と書いて人月になることを確認する。

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