基本情報技術者試験「見積技法」の問題
あるシステムの機能を数えたところ、外部入力が7件(各4点)、外部出力が5件(各5点)、外部照会が4件(各4点)、内部論理ファイルが5件(各10点)、外部インタフェースファイルが3件(各7点)であった。各ファンクションタイプの件数に重みを乗じて合計した未調整ファンクションポイント(UFP)は幾つか。
ア140ポイント
イ160ポイント(過大)
ウ112
エ129ポイントになる見込み
正解
ア.140ポイント
未調整FPはファンクションタイプごとに件数×複雑度重みを求めて合計する。外部入力7×4=28、外部出力5×5=25、外部照会4×4=16、内部論理ファイル5×10=50、外部インタフェースファイル3×7=21であり、合計28+25+16+50+21=140ポイントとなる。
?選択肢ごとの解説
ア ○未調整FPはファンクションタイプごとに件数×複雑度重みを求めて合計する。外部入力7×4=28、外部出力5×5=25、外部照会4×4=16、内部論理ファイル5×10=50、外部インタフェースファイル3×7=21であり、合計28+25+16+50+21=140ポイントとなる。
イ ×160ポイントは内部論理ファイルや外部出力の重みを高めに取り違えるなど、いずれかのタイプの重みを大きく見積もった場合に生じる過大な値である。
ウ ×112ポイントは外部インタフェースファイル(21点)や外部照会(16点)など一部のタイプを集計から落とした場合に生じる過小な値である。
エ ×129ポイントは外部出力を5×5ではなく4点換算にするなど、いずれかの重みを1段低く取り違えた場合に生じる誤りである。
✎くわしく
FP法の出発点は、データ機能(内部論理ファイル・外部インタフェースファイル)とトランザクション機能(外部入力・外部出力・外部照会)の5タイプを数え、各々の複雑度(低・中・高)に応じた重みを乗じて未調整FPを得る点にある。本問は重みが与えられているので、タイプの取り違えと集計漏れに注意すれば機械的に求まる。未調整FPはこの後に調整係数を掛けて調整済みFPになる前段階である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
未調整FPは『件数×重み』の総和。設問に重みが与えられたら、5タイプを漏れなく拾って積和を取るだけと割り切る。
覚え方
データ機能2種(ILF/EIF)+トランザクション機能3種(EI/EO/EQ)=5タイプ、と『2+3』で数え忘れを防ぐ。
よくある誤り
5つのファンクションタイプのうち一部を数え落とす、あるいは外部入力と外部出力の重みを取り違える誤りが多い。タイプと重みを一対一で対応させて表に整理すると安全である。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0109