基本情報技術者試験「性能テスト」の問題
オンラインサービスの本番稼働前に、想定される最大同時アクセス数を大きく超えるリクエストを継続して与え、応答時間の悪化やシステムの破綻が起きる限界点を見極めたい。この目的で行うテストとして最も適切なものはどれか。
ア同値分割テスト
イ負荷テスト(ストレステスト)
ウ回帰テスト
エ受入テスト
正解
イ.負荷テスト(ストレステスト)
負荷テスト(ストレステスト)は、想定最大を超える量のリクエストやデータを継続的に与え、応答時間の劣化やシステムが破綻する限界点を把握するテストである。設問の『最大を大きく超える負荷で限界を見極める』という目的に正確に合致する。
?選択肢ごとの解説
ア ×同値分割テストは入力を代表値で代表させて仕様適合を確認する機能テスト技法であり、高負荷下の限界点を測る目的のものではない。
イ ○負荷テスト(ストレステスト)は、想定最大を超える量のリクエストやデータを継続的に与え、応答時間の劣化やシステムが破綻する限界点を把握するテストである。設問の『最大を大きく超える負荷で限界を見極める』という目的に正確に合致する。
ウ ×回帰テストは修正後に既存機能の劣化を確認するテストで、性能の限界を測る負荷テストとは目的が異なる。
エ ×受入テストは利用者が業務要件の充足を確認するテストであり、過負荷時の挙動や限界点を体系的に測るものではない。
✎くわしく
非機能テストには性能テスト・負荷(ストレス)テスト・耐久(ロングラン)テストなどがある。性能テストは通常負荷での応答時間やスループットを測り、負荷テストは限界を超える負荷で破綻点や劣化挙動を探る。機能テスト(同値分割など)が『正しく動くか』を見るのに対し、これらは『どれだけ耐えるか』を見る非機能の観点である点で区別する。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
『想定を超える高負荷』『限界点・破綻を見極める』とあれば負荷(ストレス)テストと判断する。
覚え方
ストレス=極限まで負荷をかけて押す。どこで折れるかを試す、と語感で覚える。
よくある誤り
性能テストと負荷テストを同一視しがちだが、限界を超える過負荷で破綻点を探るのが負荷(ストレス)テストである点を押さえる。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0094