基本情報技術者試験「命令網羅率」の問題
あるプログラムには実行可能な命令文が全部で80個ある。ホワイトボックステストを実施したところ、そのうち60個の命令文が少なくとも1回は実行された。このテストの命令網羅(C0カバレッジ)は何%か。
ア約67%
イ75%
ウ約83%
エ約88%
正解
イ.75%
命令網羅(C0)は『少なくとも1回実行された命令数を全命令数で割った割合』である。本問は全命令80個のうち60個が実行されたので、60÷80=0.75、すなわち75%となる。分子に実行済み命令、分母に全命令を取る基本式どおりに計算すればよい。
?選択肢ごとの解説
ア ×約67%は60を90で割るなど分母を取り違えた場合の値で、全命令80を用いていない。
イ ○命令網羅(C0)は『少なくとも1回実行された命令数を全命令数で割った割合』である。本問は全命令80個のうち60個が実行されたので、60÷80=0.75、すなわち75%となる。分子に実行済み命令、分母に全命令を取る基本式どおりに計算すればよい。
ウ ×約83%は実行済みを誤って多く数えるか、80のうち未実行を13などと取り違えた場合に生じる値である。
エ ×約88%は実行済み命令数を70個と多く数え誤り70÷80とした値で、実際に実行されたのは60個なので過大である。
✎くわしく
カバレッジはホワイトボックステストの網羅度を測る尺度で、C0(命令網羅)は全命令の実行を、C1(分岐網羅)は全分岐の真偽双方の通過を確認する。C0はC1より緩い基準で、C0が100%でも分岐の片側が未検証なことがある。網羅率はいずれも『達成数÷総数』で求まり、必ず0〜100%の範囲に収まる点を確認に使える。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
網羅率=『通した数÷全体数×100』。命令ならC0、分岐ならC1と対象を確認して分母を決める。
覚え方
網羅率=『どれだけ網にかかったか÷全部』。割合は分子が小さい側、と100%以内で覚える。
よくある誤り
分子と分母を逆に取り100%超の値を出す誤りが代表的。網羅率は100%を超えないことを検算の手掛かりにする。
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ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0090