基本情報技術者試験「ソフトウェアテスト」の問題
会員であるか(はい/いいえ)と、購入金額が5000円以上か(はい/いいえ)の2つの条件の組合せによって割引の有無を決める仕様がある。デシジョンテーブル(決定表)を作成して条件の全組合せを規則として列挙するとき、規則(列)の数は何通りになるか。
ア2通り
イ3通り
ウ4通り
エ6通り
正解
ウ.4通り
デシジョンテーブルでは、各条件が取りうる値の全組合せを規則(列)として列挙する。本問は『会員か』『5000円以上か』の2条件で各々2値なので、組合せは2の2乗=4通り(会員かつ高額/会員かつ低額/非会員かつ高額/非会員かつ低額)となる。
?選択肢ごとの解説
ア ×2通りは1条件だけを考えた場合や、片方の条件を無視した場合に生じる過小な値である。
イ ×3通りは4つの組合せのうち1つを落とした数で、全組合せを尽くすデシジョンテーブルとして不足する。
ウ ○デシジョンテーブルでは、各条件が取りうる値の全組合せを規則(列)として列挙する。本問は『会員か』『5000円以上か』の2条件で各々2値なので、組合せは2の2乗=4通り(会員かつ高額/会員かつ低額/非会員かつ高額/非会員かつ低額)となる。
エ ×6通りは条件値の数え方を誤る(例えば一方を3値とする)など、2値2条件の前提から外れた誤りである。
✎くわしく
デシジョンテーブルの規則数は、各条件が2値ならば2の(条件数)乗で求まる。条件2個なら4、3個なら8と増える。実務では論理的にあり得ない組合せを削除して規則を圧縮することもあるが、本問は全組合せの列挙を問うており4通りが基本値である。原因結果グラフから展開して作成されることも多く、組合せ漏れの防止に有効な技法である。
✓本番での押さえどころ
試験のコツ
2値条件のデシジョンテーブルの規則数は『2の条件数乗』。2条件なら4、3条件なら8と即算出する。
覚え方
条件のはい・いいえを真理値表の行と捉え、行数=2のn乗、と表で覚える。
よくある誤り
条件の個数と値の数を混同し、条件数をそのまま規則数とする誤りが多い。規則数は2の条件数乗で求める。
開発技術の他の問題
アジャイル開発の手法であるスクラムにおいて、スプリントごとに動作するソフトウェアを開発チームが実際に作り上げ、その成果物をプ…ソフトウェアのテストにおいて、プログラムの内部構造には着目せず、入力に対する出力が仕様どおりであるかを検証する手法を採用した…あるシステムのファンクションポイント(FP)を見積もったところ、未調整FPは200であった。技術的複雑度を表す調整係数が0.…ソフトウェアの企画から開発・運用・保守・廃棄までの各活動について、取得者と供給者が同じ言葉で役割や作業範囲を取り決められるよ…ある開発プロジェクトでは、要件定義・設計・実装・テストの各工程を上流から下流へ順に進め、前工程の成果物を承認してから次工程へ…開発対象を複数の部分に分け、各部分について計画・リスク分析・開発・評価の活動を繰り返し、評価のたびにリスクを見極めながら少し…
この問題を、AIの8-ways解説つきで。
無料ではじめる →基本情報技術者試験の演習を、一問ごとに「なぜ」まで。まずは無料で。
ukamiru 過去問 · 基本情報技術者試験 · fe-a2-0080